銀行員が「ぜひ融資を受けてほしい」と言ってくるのは、社長の銀行選びが合っている証拠だともいえるのです。
銀行員から「借りてください」の積極的な融資提案
融資業務をおこなう銀行員の大きな仕事のひとつが担当先に融資を提案することだといえます。
「今月の融資実行金額はいくらだ。。。」
「3月(銀行の決算)へ向けての営業活動はどうなっている。。。」
「我々は利息収入を得ることで給与分働いたことになるんだ。。。」などとプレッシャーをかけられているからだといえるかもしれません。
支店長を含めた現場の銀行員すべてが。。。
なので、返済能力や取引実績などを考慮した重点支援先には、
「社長、融資を受けませんか。。。」といった融資攻勢に出るのが銀行員の日常だといえるのです。
事業規模と銀行の規模
融資を実行することによって評価される銀行員といった仕事。
だからといっても、銀行がすべての担当先に対して融資攻勢をかけているとはいえないのです。
たとえば「年商が5億円前後で純利益率は5%。自己資本比率も20%を超えている。」といったような会社。
「この会社はいい会社だから取引を拡大したい。」
「この会社は小さすぎるから取引には積極拡大しなくていい。」と融資取引を拡大していくかどうかは、銀行の規模によって変わってくるのです。
メガバンクと呼ばれる都市銀行であれば、
「年商5億円の会社は規模が小さすぎるから、取引しない。」といった判断になるともいえます。
地域密着の信用金庫であれば、
「年商5億円の会社をメインバンクとするには規模が大きすぎる。」という判断になったりするのです。
「じゃあ、地銀がいいんだね。」ともなるでしょう。
地方銀行からすると「年商5億円は、じぶんたちのフィールド。」となるといえます。
なので「年商などの規模感によって、銀行からの会社に対する融資姿勢は変わってくる。」と考えていったほうがいいのです。
といった、じぶんの会社の年商をベースにメインバンクとする銀行は代えていくべきだといえます。
じぶんの会社にあった銀行を選ぶ
「年商1億円以下の会社に融資攻勢をかけるな。」
「基本的には年商10億円前後の会社に融資提案をおこなっていくように。」といった号令を地方銀行の銀行員だった際には受けていたものでした。
なので「メインバンクとしている銀行がじぶんの会社の年商規模と合っているかどうか。」というのは意識していきましょう。
「年商が5億円で毎期黒字を出しているのに銀行から融資提案を受けたことなんてない。。。」といったことがあるならば、それは地方銀行をメインバンクとしていなからだといえます。
「年商1億円なのにぞんざいに扱われている気がする。」というのは、信用金庫をメインバンクとしていないから起こることなのです。
銀行との融資取引というのは、
「借りてください!借りてください!と、銀行員がうるさいんだよなぁ。」と言われるくらいがちょうどいいといえるのです。
そして、そのような融資提案を受けるのは、
「取引をしている銀行の規模とじぶんの会社の規模が合っている証拠。」だといえます。
銀行選びが合っていれば「プロパー融資や経営者保証なし。」といった会社に有利な融資提案になるものですし、
銀行選びが間違っていると「信用保証協会付きの経営者保証あり。」ということが永遠に続いていくともいえます。
「業績は悪くないはずなのに、担当の銀行員から熱量を感じない。」
ということが思い浮かぶのであれば、取引銀行の規模を見直していくという社長の仕事をおこなっていきましょう。
まとめ
銀行のホームページなどで銀行の規模を確認しながら、じぶんの会社とのマッチ度を図っていくべきだといえます。
【おわりに】
高校生の娘がまた痴漢されたそうで。。。
前回、娘が痴漢されたことをいろんなひとに聞いて回ったら、女性ってかなりの割合で痴漢されているんだなぁと。
しかも、ほとんどのひとが複数回。。。男性って害悪でしかないんじゃないかと。。。
【一日一新】
Sora