経費という魔法についての考え方を書いていこうかなぁと。
経費という魔力
「これって経費になりますか。。。」という質問を受けることも少なくないといえる税理士という立ち位置。
そんな経費というワードには魔法のような感覚を持っているともいえます。
「経費になりさえすればすべてが解決される。」といったような。
そして、経費とは独立しているひとしか味わうことのできない究極と至高の戦いの感もあったりするのです。
「経費を使って税金を減らす。」のか、
「経費を使わずに利益を残す。」のかといったことは、そのときどきで分岐点に立つ究極と至高だとも感じるのです。
などという「経費という魔法。」に関しては、ひとつの考え方を持って税理士としてのドヤ顔をしているといえます。
必要なものはパーフェクト経費
「事業に必要なものなら躊躇なく経費にしちゃっていいっすよ。」というのが、ひとつのワードだとしているのです。
「移動手段として車が必要だから。」
「施術するために必要な脱毛機だから。」
「DXを押し進めるために必要なクラウドツールだから。」といった必要なものであれば、それは経費という魔法を使っていいといえます。
「うちの事業にはDXなんて必要ない。。。」などということはないものです。
それこそ「従業員が社用車をぶつけた。。。」といった災難もその修理代は事業にとって必要なので経費だといえます。
また「構想中の新規事業のために必要かどうか見極めるため使ってみる。」といった、未来のために必要になるかもしれないものも経費の魔法は使えると考えていいでしょう。
「使ってみたけど、これを使っての新規事業はやっぱりやめる。」とした、
「ある時期までは必要だと考えていたけど、投資をした結果必要でないと理解できた。」という場合も経費の魔法を使っていいものです。
わたしも「税理士業にはWindows PCが必須だともいえるなかでMacBookはどうなんだろう。」と、
事業領域の拡大を考えてMacBookに必要性を求めたら、そのスピード感あふれる名機さに涙が溢れてきたともいえたものでした。
なので「これによって未来が開けるかもしれない。」といった、
ちょっとした未来を見据えた必要性があるものもパーフェクトに経費の魔法が使えると考えていいでしょう。
ほしいだけのものパーフェクトな経費じゃないかも
などというように「どうみても必要だよね。。。」というものは、
時間軸をいまに置いても、近未来に持っていっても経費という魔法が使えるといえます。
MacBookは「税理士業にはPCはどうみても必要だよね。」といったなかでのチャレンジしてよかった経費という魔法だったといえるのです。
すると「ほしいだけ、といったものは経費になるの。。。」と考えたりもするものかもしれません。
この場合には「必要側に近い、ほしいもの。」と「必要側には遠い、ほしいもの。」などと分類ができたりするものでしょう。
たとえば「MacBookは必要側に近いほしいもの。」と税理士業としては分類できると言い張れますが、
「YouTubeにきれいなお顔で映るために必要なエステ代。」は、必要側にはかなり遠いほしいものだといえるでしょう。
「誰もきみの顔なんて見ていないっすよ。。。」というのが圧倒的多数の意見でしょうから。
なので「ほしいだけ。。。」といった感覚の場合には、経費という魔法が使えないと考えたほうがいいといえます。
「何でもかんでも経費にして、あとはパルプンテだ。」というのも、経費の魔法としての考え方としてはありだといえますが、
「じぶんの事業はこんらんした。」というような、じぶんへの大ダメージを与える行為だともいえるのです。
なので「ホントは事業では必要ないんだけど、あれがほしいから経費に。。。」というのは避けるのがひとつの手だといえます。
それこそ、銀行融資を受けているなら「ここの社長は無駄に感じる経費が多いし、経営の才能がないんだよなぁ。」などと見下されたりもする呪文を受けていたりするのです。
まとめ
「これだ!」という必要なものに対して、経費という魔法を使っていきましょう。
【おわりに】
静岡県沼津市に「中央亭」という、ちょっとした爆弾みたいな肉厚餃子屋さんがあるのです。
めちゃくちゃおいしいんですけど、売り切れちゃってるタイミングが多くて食べられる機会があまりないという。。。
近くに訪れたら、ぜひ。
【一日一新】
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