働きやすさとは。働きやすさを求めるためには何かを捨てる

働きやすさとは、何が一番重視されるものでしょうか。



働きやすいとはどのような状態でしょうか


働きやすい職場。

働きやすい仕事。

働きやすい働きやすさとは、どのような点が重要視されるのでしょうか。

職場の人間関係がいい

働きやすさとして、一番の要因に上がるのが職場の人間関係がいいというものではないでしょうか。

仕事の質が高く、与えられた目標も達成し、そのためのコミュニケーションがよく取れている組織というのは、働きやすいことです。

誰もがお客様のために最善を尽くして、かつ価格競争に陥っていないような組織。

かつ、給与も高く、仕事に対するプライドも持てるので仕事のやりがいは高くなります。

このような組織だと仕事も充実し、金銭的にも不満が少なくなります。

しかし、そのような組織でもたった一人の人が、仕事をさぼったり、同僚の悪口をまき散らすような人があらわれると途端に、職場の人間関係が悪くなるようなことがあります。

人間関係というのは、壊れやすいものです。

仕事量の割には、給与がいい組織

職場の人間関係が良くなくても、仕事量がそれほどあるわけではない組織。

仕事中に時間に追われることが少ないので、仕事で直接ストレスを抱えることも少なく給与が程よいほどいい状態。

このような組織も働きやすさがあるかもしれません。

仕事量がそれほどでもなく、かつ多少のお金があるので、仕事中に趣味のことをできたりするようなこともあるでしょう。

しかし、仕事量が少ないので、仕事をして得られる充実感というのは少ないかもしれません。

また、いわるつ暇な組織だと、同僚に対して横柄な態度をとるような変わった人がいるかもしれません。

暇だからこそ、人をからかいたくなる。

やることがないからこそ、人を詮索する。仕事量が少ないので時間を持て余すということが生じます。

そうすると、このような変な人がいると、仕事量が多くないのに給与がいい職場でも、その職場の人間関係の雰囲気も悪くなるようなことがあります。

働き方に融通が利く組織

多くの場合、働くとなると、9時から18時までというように時間が拘束され、職場への出勤も強制されます。

まして、ある日には仕事が全然ない日でも、ひとまず出社して就業時間は、自席に居ないといけません。

そうではなく、出社の時間や一日の労働時間も選べ、状況に応じて出社も強要されないなど働き方に融通が利く組織も、働きやすいといえるかもしれません。

しかし、働き方に融通が利くというのは、成果がより求められるような組織であるはずです。

成果が出せるスキルが自分自身にあればいいのですが、スキルない場合は働きにくくなってしまいます。

さらに、融通が利く働き方ができる組織だと、同僚から仕事を学べる機会は少ないかもしれません。

また、人の成果を横取りするような人がいると、自分の成果も出ず最悪な組織となってしまう。

経営者の理念に共感できる組織

経営者の理念に共感できる組織というのも、仕事へのモチベーションが高くなるので働きやすさがあるかもしれません。

しかし、理念を強要されるため、よくわからない世界観を強要され、さらに理念の誇りの高さを理由に給与は低いということもあるかもしれません。

また、理念で言っていることと、実際にやっていることがあまりにも違い、疲弊してしまうこともあるかもしれません。

そもそも理念を理解するほどの理解力が、経営者にも職場にもないことがほとんどだったりすると、たちまち働きやすさはなくなってしまいます。


トレードオフで考える


働きやすさを追求して、給与が低くなる。

給与を追求して、時間が無くなる。

仕事量の少なさを追求して、変な人が職場にいる。

働きやすさを求めるならば、その求めることの代わりに何を捨てるのかを考えなければいけません。

給与を捨てて、ゆったりと働くのか。

時間を捨てて、給与が多いという部分を追うのか。

自分自身ですべて行いたいからと独立すれば、働きやすさを得られるのか。

すべてを追うことは難しいと理解をしなければなりません。

働きやすさを求めたら、必ず何かとトレードオフしなければなりません。

何かを得るためには、何かを捨てなければならない。

働きやすいという部分のどこを重要視して、どこを捨てるのかを仕事をしていくうえで考えることが必要になります。


【おわりに】

国民年金のの実質納付率は、4割とのことです。

これはいずれ、何かとトレードオフする日がくるのでしょうね。


【一日一新】

中華街 皇朝

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