経理を行なう際に「ここは多少ゆるくてもいいかなぁ。」というものを3つほど挙げていきます。
完全に日付を一致させること
会計ソフトを使っていればそれほど気にする必要はありませんが、経理の要件として、
- いつ
- 何を
- 誰に
- いくらで
といった事実を記入しなければならないのが経理だといえるかもしれません。
たとえば、10,000円の領収書を40,000万円に書き換えてから経理を行なってしまうと、
「いくらで。」といった要件を満たさないものですし、VAR判定が下されればレッドカードになってしまうといえるものです。
なので、経理というのは事実を歪曲することなく忠実に記録しなければならないルールになっているといえます。
とはいっても「日付があやふやになってしまった。。。」ということも、ときにはあったりするものでしょう。
「レシートのインクが落ちてしまい日付のところだけ読み取れない。」などといったように。
また「実際にお店で支払った日と事業で精算した日が異なる。」ということもあったりするものかもしれません。
そのような際の日付のズレには多少寛容になってもいいといえるものです。
「2月8日に支払っているけど、実際に事業として精算したのが2月10日。」
「だから、その日付として経理処理を行おう。」などということは、それほど大きな問題にもならないといえます。
だからか「絶対に日付は完全一致。」とは考えなくてもいいものです。
ただ、決算日間際の日付だけは慎重に対応しないと、正しい損益にならないので気をつけるべきだといえるかもしれません。
クレジットカードを事業用とプライベート用でわけること
「事業を営んでいるなら事業のみに使用するクレジットカードをつくったほうがいい。」
などといったことを聞いたこともあるものかもしれません。
たしかに「ひとつのカード明細に事業用のものとプライベート用のものが混ざると、どれが事業のものかがわからなくなる。。。」とはいえるものです。
また、じぶんで経理を行なっていないのであれば「絶対に事業専用のクレジットカードをつくるべきだ。」ともいえるものです。
とはいっても、じぶんで経理を行なっているのであれば、
「クレジットカードを事業用とプライベート用で別にする。」といったことをしなくても問題ないといえるでしょう。
なぜなら、じぶんで経理を行なっている際には、
「その支出が事業用かプライベート用なのか。」の判断ができるからです。
それこそ「クレジットカードを数枚持っている。」というわたしでも、事業用とプライベート用でクレジットカードを使い分けていません。
それはカード明細に事業用のものとプライベート用のものが混ざっていても、きっちりとわけることができるからだといえます。
ただ、クレジットカードを事業とプライベート用で別にしていないのであれば、日々の経理を怠ってはいけものでしょう。
経理を行なうまでの時間が経てば経つほど、
「これも事業用ってことで経費にしちゃってもいいかなぁ。。。」などと、オフサイドを犯してしまうといえるものですから。
領収書やレシートを糊付けすること
「領収書やレシートは月毎にわけて糊付けをすべきだ。」
などということも、経理を始める際にアドバイスを受けたりしたことがあるかもしれません。
たしかに「経理の内容を確認するためにエビデンスを見る。」という場面もあったりするものです。
それこそ、税務調査などになれば、
「税務署の職員が紙の領収書や請求書をひたすらめくる。」などというようにエビデンスの確認をしていくものです。
(税務調査でこのような場面がつまらなければ、ひたすら調査官に話しかけるのもありです。)
(手を止めて話に花を咲かせる調査官が中にはいたりも。。。そんなひとが好きだったり。。。)
だからといっても、わざわざ紙に糊付けする必要はないといえます。
100円均一で売っているような「クリアファイルに月毎に入れる。」などの一定のルールを決めて入れておけばいいものです。
また、電子帳簿保存法などという要件を満たしてスキャン保存(写メ保存)をすれば、
「もう紙なんてさようなら。」などというように、原始資料すらも廃棄していいということもあったりするものです。
「さすがに捨てるまでは怖い。。。」
というのであれば、せめて糊付けはやめておくべきでしょう。
そして、ひっそりと申告期限日の翌日から7年間の保管をしておけばいいのです。
まとめ
ハリキリすぎなくていい部分もあるものです。
【おわりに】
「クリエイターエコノミー」などと言われるように、個人が力をつけた場合には会社員でいる必要なんてないですよね。
そんなことを好きなYouTube番組だった日経テレ東大学の騒動を見ていて感じたという。。。
(税理士業の方は12月決算法人と確定申告を着々と。。。)
【一日一新】
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