「経理を行う楽しさ。」
に気がつけば、経理を続けやすくなるといえるでしょう。
じぶんの勘に頼りすぎてはいけない
「経理なんてわざわざやらなくても。。。」
と感じてしまうのは「じぶんの勘ピュータ。」のスペックに自信があるからなのでしょう。
たしかに「経験に裏打ちされた勘。」というもので、事業の限界を突破できることもあるものかもしれません。
とはいっても、じぶんで経理を行わずに外注した決算書を確認すると、
「こんなに儲かっているはずはない。」といったことや、
「こんなに損をしているはずがない。」と勘に頼りすぎた失敗を感じることもあるでしょう。
そのような「じぶんの勘とのズレ。」を修正するために経理をじぶんで行うべきだといえます。
じぶんの状態を確認できる楽しさが経理にはある
「経理を行う楽しさとは何か。」
と言われれば「いまの経営状況をリアルタイムで確認できること。」だといえるでしょう。
「そろそろ発売間近のPCの購入余力はあるか。」といったことや、
「今週の売上はどのように推移しているのか。」
といったことをリアルタイムに確認できると、事業の方向性を見直しやすくなるものです。
そして、重視したい数字を過去の数字と比較をすることで、
「いまの立ち位置。」というものも理解しやすくなるといえます。
その際には、会計ソフトなどで行った経理を「もっと理解しやすくしたい。」などと、
Excelのグラフなどを使うと「現状の課題。」というものが認識でき、対策を打ちやすくできる楽しさがあるといえるでしょう。
銀行員と対等に話すことができる楽しさが経理にはある
「銀行員とうまく話すことができない。。。」
と感じている事業者の方も少なくないといえるかもしれません。
なので、銀行員の方も忖度して、
「決算書の詳細は税理士の先生に確認させてもらってもいいですか。」などといった会話を切り出すのです。
とはいっても「じぶんの事業をうまく伝えられない。」という状態では、銀行員との会話で得られる楽しさを失っているといえます。
そんな「じぶんの事業をうまく説明できる。」のも、じぶんで経理を行っている楽しさだといえるでしょう。
「この設備の法定耐用年数に納得ができないから有税で減価償却している。」などといったプロっぽいことや、
「必要運転資金額の根拠。」などを説明できるようになるのも、じぶんで経理を行っているからだといえます。
「あそこの社長はじぶんで経理をやっているから数字に強い。」
と銀行員に思わせれば、不利な融資提案というものもなくなるものです。
そして「その辺の銀行員よりもじぶんのほうが数字に強い。」と感じるのは、事業の楽しみのひとつになるものでしょう。
成長を感じる楽しさが経理にはある
始めた頃は理解できなかった経理も続けていくことで、じぶんなりの楽しさも増えてくるものです。
そして、会計ソフトだけではなく、
「Excelで財務分析をしてみる。」といったこともできるようになるかもしれません。
また「何かを得るという行為には投資が付きもの。」という複式簿記の仕組みも理解できるようになるでしょう。
事業を営んでいると「雲を掴むような気持ちになる。」と感じることも少なくないかもしれません。
その雲を掴むような事業のなかに、
「経理の観点から事業を把握できるようになる。」というリアルを感じられるのは、落ち着ける場になるはずです。
「じぶんで経理を行い業績のリアルを確認し、外部の人間とも数字を使い会話をすることができる。」
というのは、経理を行うからこそ得られる世界だといえるでしょう。
「経理の楽しさはどんどん広がっていく。」という境地は、じぶんで経理を行っているときっと訪れるといえます。
まとめ
続けていけば「経理の楽しさを感じる場面。」は増えていくものです。
【おわりに】
プレミアリーグ(インクランドサッカー)のチェルシーのオーナーがロシア人であるため、経済制裁により破産危機にあるという報道。
チーム自体はイングランドのチームなので「ロシア人のもの。」というのは言い過ぎなんじゃないかと。
【一日一新】
the パン屋 blueberry