「こんなコミュニケーション術もある。」といったお話を。。。

じぶん最強感を捨てる
「このひと強いなぁ。。。」
と感じて相手に憧れを持つ会話のシーンというのは、ほとんどないといえるかもしれません。
むしろ「強がっているところがイタイなぁ。。。」と感じるのが人間だともいえるでしょう。
だからか、会話をしていくにあたって、
「強い、じぶん。」といったものを出す必要はないといえます。
インターネットの世界であれば、
「最強のわたし。」を演出したほうがバズりやすいといえるかもしれませんが、リアルのコミュニケーションでは「最強」にはだれも共感しないといえるものです。
なので「負けた、じぶん」といったシーンを心に秘めておき、ひとと会話をしてみるといいといえるかもしれません。
ヘヴィ・メタル税理士であれば、
「あぁ、現役で大学に合格しなかったわぁ。。。」というのが負けたシーンとして常に心に残っているといえます。
それまで「じぶんは、最強かもしれない。。。」などと勘違いをしていたかもしれない鼻を思いっきりへし折られた経験だったといえます。
ただ、その不合格となったときに「日々、継続して勉強しているひとはすごいし、じぶんのレベルを客観視しなきゃ、これからの人生にも負けていくかも。」と感じたのです。
それからは「わりとじぶんは簡単に負ける。」といったスタンスになり、ひとをリスペクトする人間になれたともいえるかもしれません。
すると「このひとはどんな考えなんだろう。」と、ひとに向き合えるようになり質問がどんどん浮かんでくるといえるのです。
会話において「相手を論破してやろう」「説得しなければ。」といったじぶん最強感を捨ててみると、会話が楽しくなったりするといえるかもしれません。
合わないひとがいることを知っておく
「負けたあの日を忘れずに、ひとをリスペクトして生きる。」といっても、そのパフォーマンスが発揮できないこともあったりするものです。
そのような際には「結局のところ、じぶんとは合わない人間もいる。」と心に刻んでいくといいといえます。
たとえば、税理士業界へ転職した際にちょっとした衝撃を受けたりもしたものでした。
「事務所の従業員のうち、半分くらいが(体型が)魔人ブウじゃん。」
「魔人ブウだからか、人間的な感覚がわからず、合わないひとたちだ。。。」といったような。
「四六時中、何かを食べている。」
「仕事のミスは頑として認めない。」
「お客様にやたらと偉そう。」といったひとたちを見て感じたのです。
「世間的には銀行員は偉そうな人種に例えられるけど、このひとたちのほうが偉そうだし、合わないわぁ。。。」と。
そんな合わないひとがいた際には、会話を広げていくことに対して頑張りすぎてはいけないものです。
「疲れるから、そっとソーシャルディスタンスを取ろう。」というスタンスでいくのがいいといえます。
なので「どんな人間にも合わないひとはいる。」と考えて、距離を取る人間関係も必要だと考えていいものです。
「実入りがいいお客様だから。。。」といった場合でも合わないひとであれば、こころは疲弊していくものだといえます。
その「合わない」は言語化すらもしなくていいといえるかもしれません。
「なんかこのひとは合わないわぁ。。。」といった直感は正しかったりするものですから。
「合わないひととの会話から逃げる。」というコマンドは常に持っておいていいといえます。
会話の主導権を渡す
「会話の主導権を常に持って、おもしろおかしい話ができる。」といったひとが思い浮かんだりもするかもしれません。
ただ、そのようなコミュニケーションの天才は、そうそういないものです。
むしろ「このひとは会話の主導権をいつも握ろうとしてくるけど、話がおもしろくない。。。」というひとが圧倒的多数だといえるでしょう。
なぜなら「常にひとを惹きつける会話ができる。」というひとは、それほど身に付けられない高等技術だからです。
なので「会話の主導権を握ろう。」などと考えるのはやめていいといえます。
「会話の主導権を渡して、じぶんはボケではなくツッコミでいく。」というスタンスがいいものです。
たとえば、ヘヴィ・メタル税理士はお客様と1時間会話をする際には、
「55分はお客様が話して、じぶんは5分話せればいい。」としているといえます。
「お客様にツッコんでいって、ひと笑いが起きたらそれでいい。」ということを考えながらコミュニケーションを取っているのです。
だからか「ヘヴィ・メタル税理士と話していると、楽しいんだよなぁ。。。」と言ってもらえることもあったりするといえるかもしれません。
その楽しさは「お客様が会話の主導権を握っている。」といえるからなのでしょう。
究極的には「今日の打ち合わせでは、このひと言を伝えられればOK」といったスタンスで打ち合わせに臨んでいたりするといえます。
それでも楽しい会話となったりするものです。
まとめ
「じぶん最強感。」から遠い場所にじぶんを置いて、
「じぶんに合うひと。」に出会えれば、会話の主導権を握らなくてもリスペクトができる会話が繰り広げられていくものです。
【おわりに】
ChatGPTにはよく質問をしていますし、回答の精度も高いと感じていたりです。
そんな「同僚レベルで専門知識をアドバイスしてほしい。」と感じたらThinkingモードやDeep Researchモードを使っていたりと。
この機能を使わずに「生成AIは間違える。」みたいなネット論が苦手で。。。
【一日一新】
御上先生 ドラマ