社長の配偶者の方が経理に強かったとしても、自身がやるべきこともあったりするといえます。

銀行出身・経理畑出身の奥様
「銀行出身の奥様。」
「上場企業などで経理をおこなっていた奥様。」
「税理士事務所に勤めていたことがある奥様。」といった方がいる社長も少なくないものでしょう。
銀行員時代にも目にしましたし、税理士業を営んでいる中でもこのような経験を持っている社長の奥様がいたりするものです。
「会計入力や経理に明るい。」
「銀行対応に慣れている。」
「顧問税理士との対応に慣れている。」といった強みがあったりするといえるかもしれません。
このような奥様が会社にいると、経理から事務周り、銀行対応、税理士事務所対応を任せられて楽だったりもするものでしょう。
特に金銭面に関しては、
「なかなか他人には明かしたくない。」といった思いも少なくないなかで、ひとつの強みとなっているかもしれません。
通帳を月に1度は確認する
社長の奥様が経理面に慣れていると、
「おれは経理周りを気にしなくていいや。。。」と営業面に邁進できる感もあったりするかもしれません。
「家でも仕事の話ばかりで嫌なんだよね。。。」
と奥様から愚痴を聞いたりもするものですが、税理士としても安定感を認識したりもするものです。
とはいっても、預金通帳は最低でも月に一度ほどは確認するようにしていきましょう。
「月次試算表は確認してるから通帳を見なくても大丈夫でしょ。。。」
といっても、事業のなかで最もリアルな数字である預金通帳は確認したほうがいいといえます。
「インターネットバンキングのログインパスワードを知らなくて。。。」というのであれば、奥様から教えてもらいましょう。
確認してみると、預金口座内の動きにリアルを感じられるものですし、月のどの日付で預金額に増減があるのかを実感できたりするといえます。
「月末に入金も出金も集中している。」というのであれば、
お金の流れを止めないように取引先ごとに締め日と入金日をわけていく必要性を理解できたりするといえるかもしれません。
また、可能性は低いですが、
「奥様が会社のお金を横領している。。。」というようなことも確認できたりするものです。
意外に会社の資金を使い込んでいる奥様もいたりするからです。
そのような使い込みリスクも「この100万円の出金はなんだっけ。。。」と社長が通帳を見る意識を持つだけで、不正はなくなるともいえます。
なので、預金通帳は最低月に一度は確認していったほうがいいといえるのです。
銀行員ともコミュニケーションを取る
「預金関係の銀行対応を奥様がおこなっている。」ということとともに、
「銀行融資対応も奥様がおこなっている。」とったこともあったりするものでしょう。
そのような際には「おれはわからないから、妻に聞いてくれ。」などと対応する銀行員に伝えていたりもするかもしれません。
そして、スムーズに銀行融資が受けられているものでしょう。
銀行員も「ここは社長の奥様が融資窓口だから。」といった認識を持っていたりするからです。
とはいっても、銀行員は社長とコミュニケーションを取りたいと思っているのです。
社長の奥様との会話も楽しいものですが、
「もっと会社の強みなどの深い部分を社長の口から聞きたい。」と感じているといえます。
なぜなら、事業には「社長にしか見えていないヴィジョン。」といったものがあったりすることを銀行員は認識しているからです。
なので、銀行対応も奥様に任せきりにならず、社長も銀行員とコミュニケーションを取ったほうがいいといえます。
不安であれば、奥様にも同席してもらうといいといえるものです。
それによって嫌がる銀行員はいないものですし、社長と話すことで新たな融資商品の提案もあったりするといえます。
まとめ
任せきりではなく、協力体制でいきましょう。
【おわりに】
配偶者の方の呼び方に難しさを感じたりもするという。
パートナー、配偶者の方、奥様、旦那様、夫、妻といったような。。。
ちなみにわたしは、第三者に対しては「妻」と呼び、本人にはちゃん付けで呼んでいます。。。
【一日一新】
都筑中央公園の中