「銀行から借りる前に親から借りようとおもいます」は避けるべき考え方

「親からまずは資金調達します。」というのは、順番が異なるといえます。


真夏のたまプラーザ駅付近。


事業の資金調達


事業を始めようとするときには、

それほど資金が必要なく「ふらっと起業できる。」とった業種もあったりするといえます。

税理士業も「ひとまず30万円を上納することで。。。」という資金で開業できたりするからです。

とはいっても、事業を始めるにあたって資金が一定程度必要な業種もあったりするものでしょう。

その際には「自己資金が貯まるまでは起業しない。」というのもひとつの選択肢だといえますが、自己資金を貯めている間に市場がなくなったりもするといえます。

なので「第三者から資金調達して事業を始める。」といったことは、事業を始める際の選択肢にしていいものですし、選択肢にすべきだといえます。

すると「じゃあ、ひとまず親に借りるかなぁ。。。兄弟に借りるかなぁ。。。」ということを考えたりもするものかもしれません。



親から借りるは後回し


わたしも銀行員であった時代に、

「近いうちに税理士として起業をする。」といったことを担当先の会長に伝えた際にはアドバイスを受けたものでした。

「まずは、ある時払いの催促なしで資金調達は親や親戚からしたほうがいい。」と。

「じぶんもまずは親や親戚からお金を借りて、絶対返すんだという気概でここまで来れたから。」というエピソードだったといえます。

なので、事業を始める際や事業を営んでいる道中での「親からお金を借りる。」といったことはひとつのスタンダードだといえるかもしれません。

「親が出してくれた。」というセリフを折に触れて聞いたりもするものです。

ただ、資金調達の手段として「親から借りる。」は最終手段にすべきだといえます。

なぜなら、事業というのは生活費とは比べものにならないほどお金がかかるものだからです。

「やろうと思えばひと月5万円で生活できる。」というのがプライベートの資金繰りだともいえるでしょう。

それが事業ともなれば「ひと月100万円なんてすぐに溶ける。」という資金繰りになったりするのです。

その簡単に溶ける100万円は、親にとってのなけなしの資金だといえるかもしれません。


まず銀行から融資を受ける


「親に借りないで、どこから借りればいいんだよ。。。」といえば、銀行や日本政策金融公庫などに銀行融資を申し込むべきなのです。

事業を始める際の日本政策金融公庫の対応は、

「銀行は雨の日には傘を取り上げる。」などという冷たいものではないものです。

「起業のプロフェッショナル」ともいえるような対応で、事業計画が甘かったとしても融資が受けられるようなアドバイスすらもしてくれる神対応だともいえます。

また、銀行もメガバンク以外の地方銀行や信用金庫であれば「話も聞かずに追い返す。」といったことは少ないものです。

銀行員だった頃には「毎日融資案件を探している。」というほど、融資案件を追っていたものでした。

そんな銀行融資は、すでに事業を営んでいる場合には「黒字でなければ受けられない。」ということが条件ともなるものです。

事業を始める際の創業融資も過去の経験とあまりにも離れすぎている業種であれば難易度は高くなるとはいえます。

とはいっても「親から借りたお金が返せなくなってから銀行に融資申し込みに行く。」というスタンスだと、さらに難しくなるものです。

「資金繰りが相当厳しいから、うちが融資しても返済が滞るだろうなぁ。」と銀行員が考えるといえるからです。

銀行というのは「融資を実行するのは返済可能性が高い事業内容だから。」と考えて融資を実行するからです。

そして「返済が厳しい。」となっても、銀行にはある程度の耐性があるものなのです。

ただ、親であれば「生活が破綻してしまう。」ともいうものだといえるものかもしれません。

なので、事業を始める際や営んでいる際には「まずは銀行に融資の相談に行く。」としていきましょう。

そのうえで「親から借りてもいいものなのか。。。」と客観性を持つことが必要だといえます。


まとめ


まずは銀行へ融資の相談に行きましょう。


【おわりに】

Netflixでおすすめは圧倒的に「ブラック・ミラー」なのです。

ただ、映画やドラマをかなり観ている娘にプレゼンしても全然観てくれないという。。。

「観終わったあとにテンションは下がる。」と正直に伝えていることがプレゼンに失敗している要因かもと。


【一日一新】

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