「接待交際費が多いと銀行融資が受けられないってホントですか?」などということはないでしょう。

銀行員が接待交際費に絞って決算書を分析することはない
銀行員というのは、日々そこそこの数の決算書を眺めているといえるものです。
その支店の決算書は全社閲覧可能になっているので、その気になれば支店の取引先の決算書をすべて確認していくことも可能だといえます。
などという銀行員は「決算書を1期分だけ確認する。」といったことが少ないといえるかもしれません。
なぜなら「決算書は比較をしてこそ。」という教示もあるので、
過去の決算書を並べるか過去分の決算データを確認しながら最新の決算書を分析していくからです。
そんな決算書のなかで、
「この会社は接待交際費が多い。」「この会社は接待交際費が同業他社と比較して平均的」「この会社は接待交際費が少ない」などと接待交際費だけに絞って確認をしていくことがあるのか。
といえば、全くのゼロではないものですが「接待交際費だけに絞って確認する」とはならないものです。
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黒字かどうかを確認している
銀行員が社長から決算書を預かって、
「接待交際費だけに絞って決算書分析をしていく。」ということはあまりないといえます。
接待交際費という細部よりも「黒字決算かどうか。」というように俯瞰して決算書を確認していくからです。
黒字決算で債務償還年数が10年以内(借入金残高÷(税引後利益+減価償却費))ということを意識して、
「10年以内だから、ひとまず次のステップに進めるなぁ。」などと安堵するのです。
そんな、事業で稼いだ儲けの金額と銀行融資の借入残高の関係性を重要視して決算書を確認しているといえます。
それこそ「業界平均と比較をすると接待交際費は多め。」
といったことを銀行員が感じたとしても、債務償還年数が10年以内に収まっていればそんなことは忘れてしまうといえるかもしれません。
あくまでも「新規の融資を実行しても返済可能性はあるのか。」という決算書を俯瞰して分析しているのです。
決算書の中身を説明できるようにしておく
「黒字決算かどうかしか確認していない。」といっても、
銀行員から「接待交際費がずいぶん多いようですが。。。」と接待交際費を論点として決算書のダメ出しを受けたこともあるものかもしれません。
たしかに「業界平均と比較して大きな科目。」というものは、銀行員としても気になるものだといえます。
とはいっても「それは黒字決算の場合であれば気にもとめない。」というのが銀行員の習性だといえるのです。
「じゃあ、なんで接待交際費をやり玉に挙げるのか。」といえば、決算書が赤字か債務超過になっているからといった理由があるからです。
銀行員が融資案件を取り扱う際に意識をする、
債務償還年数が10年を超えているかマイナスになっているため、わかりやすい科目を挙げてやり玉にしているといえます。
なので「接待交際費を理由に銀行融資を断られた。」という場合には、決算書全体を通してどのような状態にあるのかを意識していきましょう。
銀行員というのは「赤字決算なので、貸せるわけないっす。。。」などとストレートに伝えることはできないのです。
「ふざけんなよっ。」とキレられてトラブルになっても困るから。。。
「接待交際費を下げることから始めたほうが次のチャンスはあるかもです。。。」というニュアンスで伝えたほうがトラブルも少ないのです。
だからこそ「接待交際費が多い。」というのであれば、
社長が銀行員に気づかれる前に「事業とどのような関係性で接待交際費がこの金額になったのか」ということを伝えていったほうがいいといえます。
銀行員というのは「数字をベースに決算書を推論する。」ということはできますが、事業の中身を知ったうえで決算書を読むということはできないのです。
「なぜ赤字なのか。」
「なぜ債務超過なのか。」
「なぜ接待交際費が多くなっているのか。」
「これらの解消はどうやっていくのか。」ということを、銀行員に伝えていき本当に銀行員が言いたいことを聞き出す力も必要だといえます。
まとめ
小さな科目よりも決算書を俯瞰して見てみましょう。
【おわりに】
「この都道府県は他の県と比べて景色が違う。」と感じる都道府県って実は少ないといえるかなぁと。
「うどん屋さんがとにかく多い。」という香川県と、
「セコマと広い大地がいい。」といった北海道くらいにしか他県との違いを感じないという。
車で旅をすることが多いので、車窓からの印象です。。。
【一日一新】
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