人事異動があるシーズンには、新任の銀行員に伝えて印象をつくったほうがいいこともあるといえます。

銀行員の引き継ぎはチョッパヤ
4月前後ともなれば、そこそこの人事大異動がおこなわれるともいえる銀行業界。
「いまの担当は歴代最高だったのに。。。」と寂しく感じる場面もあったりするものかもしれません。
そんな人事異動は、銀行員にとっても寂しく、忙しかったりするものです。
「人事異動の辞令かぁ。。。」などと感慨にふけっていたら、
「明後日には違う支店に行っている。。。」というように慌ただしいものだからです。
なので「銀行の引き継ぎはハイペースすぎる。」と、銀行員だった頃に戸惑ったりしたものでした。
新任の銀行員に社長が伝えたほうがいいこと
新任の銀行員に対して「これを伝えたほうがいい」というものを挙げていきます。
イチから事業内容を伝える
「人事異動があった際の銀行員の引き継ぎ。」ともいえば、1日にかなりの会社を訪問することになるといえます。
「何十社訪問するんだよ。。。」ともいえるほどの件数に渡って、前任者と新任者が同行して引き継ぎをしていくことになるともいえるかもしれません。
そんな引き継ぎにおける訪問時間は「わずか数分。」だともいえるものです。
社長からすると「もう帰って行ったよ。。。」とも感じるほどの慌ただしさだといえるかもしれません。
といった短い時間ともなるので「どんな業界に属する会社で事業内容はどういったものか。」ということをまずは伝えていきましょう。
たしかに「銀行内には、うちの情報もかなりあるでしょ。」と社長からすると考えたりもするものかもしれません。
ただ、銀行内には「どんな融資を実行したのか。」
といった情報が豊富にあるといえますが「どんな事業を営んでいるのか。」という情報は意外に不足しているのです。
もしかすると、前任の銀行員も「事業内容やストロングポイントを理解できていない。」ということもあったりするといえます。
だからこそ「事業内容を丁寧に伝えていく。」ということをおこなっていきましょう。
その際には、パンフレットやホームページを見せていくと銀行員の記憶にも残りやすいといえるものです。
資金需要のスケジュール
新任の銀行員というのは、
「新規の融資案件がどれだけあるんだろう。。。」といったことも引き継ぎを受けている際に気になったりしているものだといえます。
それこそ「じぶんは後任にこれだけ融資案件を引き継いだのに、異動先の引き継ぎではぜんぜん融資案件がないじゃん。」などと憤りを感じていることもあったりするのです。。。
「ちゃんと仕事しといてよ、前任者。。。」といったような。
なので、融資が必要になる状態やスケジュールがあるのであれば、その資金需要を伝えていきましょう。
「うちの会社は、秋ごろに融資が必要になるんだよ。」
「そろそろ、手形の書換の時期だよね。」
「近々、融資を申し込もうと思っているんだよ。」ということを伝えていくといいといえます。
そのような情報を得ると、新任の銀行員はメモを取り、日数を空けずに連絡を取ってきたりするものです。
そして「資金需要を伝えてくれた会社は、あの会社とこの会社と。。。」というように印象が残りやすい行為だといえます。
この際にも「書類で資金需要を伝えていく。」というプレゼントを銀行員に渡していくと、銀行員の記憶に残りやすいといえるでしょう。
他行との関係性
新任の銀行員が引き継ぎを受ける際には、
「次の会社は、うちがメインだから。」
「次の会社には、うちはあまり食い込めていないから。」
「次の会社は、うちが2番手だけどメイン化を狙っていた最中なんだよね。」といったように、他行との関係性に関する情報を受けながら訪問をしていくといえます。
だからか、じぶんの銀行がメインバンクとなっている会社に引き継ぎに行く場合には、ホームグランド感があり、そうでない場合にはアウェイ感を持つともいえるのです。
そんな「他行との関係性。」も、銀行員の引き継ぎがあった際には伝えていくといいといえます。
「おまえ!メインバンクのくせして、全く訪問もなかったし、融資提案もなかったよなぁ!」といった修羅場に遭遇すると泣きたくなるものですが、
「これからもメインバンクとして考えています。」などと言われると、心が暖かくなったりするからです。
また、他行とあまりうまくいっていないのであれば、取引関係の見直しについても相談してみるといいといえます。
「最近、あの銀行の担当があまり良くなくて、〇〇さんの対応次第でメインバンクをおたくに代えたいと思っている。」などと言ってみるといいでしょう。
銀行員というのは、どうしても他行の動きが気になるものなのです。
そのような心情を利用して、引き継ぎの際に他行との取引情報を伝えていくのも新任の銀行員の記憶に残りやすい行為だといえます。
まとめ
新任の銀行員に印象を与えていくのが、引き継ぎに強い社長だといえるものです。
【おわりに】
単なるテレビを観た感想といったお話。
兵庫県知事はマスメディアからパワハラちっくなことをされても、それほど表情を崩さずにマスコミ対応をしている。
フジテレビの社長は、なんだかキレているっぽい感じでマスコミ対応をしている。
ということを、テレビを観ていて感じたという。。。
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