ひとり税理士は年収1,000万円で満足する余暇に生きるひと

「ひとり税理士は年収1,000万円で満足する余暇に生きるひと」というおもしろいキャッチコピーを見つけたので、書いてみようかなぁと。


ひとり税理士でも宇宙最強を目指している(実は現状フリーザ様が暫定宇宙一の戦士)。


何かと揶揄されるひとり税理士


税理士なので「税理士系の情報なんてどうでもいい。。。」というよりは、税理士系の情報をちょっとだけ追うにしているといえるかもしれません。

などというなかで気になった、

「ひとり税理士は年収1,000万円で満足する余暇に生きるひと。」といったキャッチコピー。

「低単価な顧問先を40件獲得し、ひっそりとその日暮しをしている。」などというような。

いい感じに揶揄されておもしろいなぁと。

たしかに「未来ばかり見ていると、現実を軽んじて生きることになる。」とあるときに感じたので、将来の見通しをそれほど重んじることなく、いまを意識して生きているといえます。

なぜなら、未来ばかり見ていたら「子どもがいつの間にか成長している。。。」といった寂しさをあるとき感じたから。

「じぶんなら部長(銀行の支店長の上の役職)になれる(だから家族との時間よりも出世レースを見通したポリティクスをおこなう)。」

「じぶんなら税理士になれる(だから家族との時間よりも税理士試験に時間を使う)。」などということをしていたのです。

そんな人生に違和感を持ったので、

「未来ばかり見ていないで、いまを重視していこう。」という行動原理で生きるようになったものでした。

それは「その日暮しをしている。」とも揶揄される行為なのでしょう。



ひとり税理士は年収1,000万円で満足する


「未来よりもいまを重視。」としている、その日暮らしのひとりヘヴィ・メタル税理士。

なので、詳細な事業計画は立てていないといえます。

「急にひとを雇い始めても、急に税理士業と異なった事業を始めても、急に税理士をやめても。」すべてありだと考えているのです。

ひとまずの「ひとり税理士業。」だと考えて生きているものです。

「ひとを雇いました。」ということになっても、何の遠慮なく公表するくらいのその日暮らし感だといえます。

とはいっても「年収1,000万円で満足する。」といった考えで生きているかといえば、そうではなく。

年収1,000万円は、正直な話、低すぎると考えていたりするといえるかもしれません。。。

「月80万円ちょっとの収入で、手取り60万円あるかないか。。。」ともいえる、年収1,000万円。

たしかに、勤めていたころは年収1,000万に届くことはなかったものでした。

また、ひとの年収を聞くのが好きなお金に卑しいヘヴィ・メタル税理士調べとすれば、

同年代の地の銀に勤めている元同僚の多くは年収1,000万円に到達していないので、年収1,000万円はひとつの成功の証だとも感じているといえます。

ただ「ひとり税理士は年収1,000万円で満足する。」といえば、満足はしないかなぁと。。。

年収の感覚でいえば、その1.5倍から2倍はないとお金に卑しいヘヴィ・メタル税理士は、満足できないといえます。

だからか「年収1,000万円で満足。」とは、ひとり税理士でもならないんじゃないかなぁと。


人生はぜんぶ余暇


ひとり税理士は揶揄されながら事業を営み、年収1,000万円では満足しないともいえる人種。

「そんな、ひとり税理士業の最大の事業上における悩みはなにか。。。」

といえば「意識していないと売上が無限に増えていきそうになる。」といったことだといえるかもしれません。

「それは低単価で簡単な仕事しか受け付けていないから、売上が無限に増えていくってことでしょ。」といえば、そうでもなく。

むしろ、そこまで低単価に設定しているつもりはないのに、売上が増えていく魔力が税理士業にはあるのです。

「山口さんだったら。」といったように。

そんな個人的な特殊要因ではなく「税務顧問業で年間45万円。」などという単価ではやる気がしない価格設定にしていても、税理士業というのは時間の経過とともに売上が増えていく性質の事業だといえます。

それは「特別なマーケティング手法を実践しているから。」というわけではなく、税理士業界はまだまだそのような構造なのだと感じています。

だからか「ある程度の時間やっていれば、税理士業の売上は増えていきますよ。」といった、無責任に感じるアドバイスを相談された際に送っているともいえるかもしれません。

そして「ひとり税理士は社内調整が一切なし。」ということを、

「余暇に生きる。」と揶揄されるのかもしれませんが「学校での空気を読む・会社での空気を読む」といった社内調整は人生のなかで十分にやってきましたし、もうええでしょうと。

たしかに、ひとりで事業を営んでいると、

「営業手法」は考えていかないと低単価な仕事に追われ、余暇に生きられない存在になってしまうといえます。

ただ、営業をじぶんなりにおこなっていれば、

「年収1,000万円だとちょっと低いと感じ、人生のすべての時間が使えるから人生自体が余暇でしょ。」と振り切って生きられる、生き方がひとり税理士業だといえるのです。


まとめ


事業を経営しているのではなく、人生全体を経営していくのが、ひとり税理士業が見ている世界なんじゃないかなぁと。


【おわりに】

「会計ソフトへの入力仕訳数は手練れのベテランでも1時間で400仕訳が限界。」というフレーズもおもしろかったなぁと。

わたしだったら、400仕訳は5分もかからないで終わらせられるぜと。。。


【一日一新】

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