「バイクを追う。」といったことが銀行員にはある

「銀行員は実を言うとバイクを追っている。」といえるかもしれません。


トミカのハンターカブ。


相棒はスーパーカブな銀行員


いまの感覚だと信じられないともいえます(車じゃないのかよと。。。)が、

銀行員時代の最大の移動手段にして相棒だったのがホンダのスーパーカブ50だったといえます。

そんなスーパーカブ50も「2025年11月から始まる新排ガス規制で50ccの原付バイクはなくなる。」といわれているように生産終了とのこと。

このスーパーカブはリッター105kmともいえるように燃費は抜群抜群だったものですし、転んでもそれほど壊れることなく頑丈だったものでした。

とはいっても、身長が188cmある人間としては、

「小さく、夏は暑く、梅雨の時期はジメジメで、冬は寒く。」などと快適な乗り物だったとはいえなかったかもしれません。

ましてや、不意に数千万円単位の現金を持ち帰らなければならなかった際には、

「これ盗まれたら首が飛ぶのかなぁ。。。」などと恐怖心で一杯だったともいえます。

(かばんとカブの籠をカラビナで固定するため簡単にはひったくられない構造にはなっている。)

などというスーパーカブやバイクを「追う」といったことを銀行員時代には行なっていたといえるかもしれません。



他行の銀行員のバイクを追う


銀行員としてスーパーカブに乗っていると、

「あれは銀行員かも。あっちは信金マンかなぁ。。。」といったような嗅覚が鋭くなっていくともいえるのです。

そんな他行の銀行員のバイクを見つけると、

「探偵ばりの感覚であとを追う。」ということもあったりしたといえるかもしれません。

「どの会社に行くんだろうか。」

「あそこの会社は、あの銀行と取引をしているのか。」

「うちの銀行でなんとか肩代わり融資が実行できないか。」といったような感覚を持って。。。

だからか、業績のいい会社に隠密で動く際には、

「他の銀行に見つからないように。。。」といった謎な指示もあったといえます。

そして、他行の銀行員が乗っているバイクを追ったあとには、

「その銀行員が取引先から出ていったあとに間髪入れず、その会社に営業をかけに行く。」といったことをしていたものです。

すると「ちょうどいま〇〇銀行と融資の話をしていたんだけど。。。」といったような情報を得られて、こちらからも融資提案をしていたともいえるかもしれません。


さぼっている銀行員のバイクを追う


「銀行員はマジメで気が利く。」といったようなセリフを折に触れて聞いてきたといえるものです。

たしかに「札勘(さつかん)」として担当先でお金を数えている際に、

「100枚の束なのに101枚あるから、この会社を出たあとに1枚(1万円)抜いておこう。。。」ということを微塵も感じさせないマジメさを銀行員は持っているといえます。

(わたしは何度もこの考えが頭に過っていたとか、いないとか。。。)

「すみません。これ1枚多いですよ。」と笑顔で1万円札を返していたものですから。

そんなマジメな銀行員も「外でさぼる。」といったことがあったりするのです。

「ファミレスでさぼる。」

「ボーリング場でさぼる。」

「カラオケ店でさぼる。」といったような。

などという際には「じぶんのバイクが沿道などから見えない位置に隠して置く。」ができるかどうかが、一流の銀行員の分岐点だったといえるかもしれません。

「あの支店のメンバーでボーリング大会が開かれていた際に、店の駐車場にバイクが停めてあることが支店長にバレて絞られた。。。」といったようなうわさ話も聞こえてきたりしたものですから。

なので「支店長はじぶんの支店のバイクを追っている。」と考えて、

「同じ銀行の同僚にもじぶんのバイクが見つからないようにするのが一流の銀行員。」などといった隠れた掟もあったりするのです。


まとめ


じぶんのバイクを「見せない・追わせない」が一流の銀行員の嗜みだったかもなぁと。


【おわりに】

横浜名物といえば「崎陽軒のシウマイ」だといえるかもしれません。

美味しいかどうかは別として、たまに買ってみるのです。

そんな崎陽軒で「ひょうちゃんぬいぐるみ」を見かけたので買ってみたという。。。

どんどんぬいぐるみが増えていくわぁと。。。


【一日一新】

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