「税務顧問業をガンガン増やす。。。」という気持ちにはあまりならないかなぁというお話を。
税理士業に漠然とした不安を抱えることはある
独立して事業を営んでいるからか「じぶんの代わりを見つけるために組織化した方がいい。」
「年齢を重ねる毎に仕事に対するスピードは失われていくよ。」
といったアドバイスを受けたりすることもあったりするといえます。
そして「歳を取ったらどうなるんだろう。。。」と年齢に対する不安を感じることはあるものです。
「毎年改正される税法を学ぶモチベーションがなくなる。」
「お客さまと接することが億劫になる。」ということもあるのかもしれないなぁと。
なので「年齢を見据えた働き方。」といったことは意識をするものですし、年齢を重ねることに対する小さくない不安は持っていたりするといえるかもしれません。
たぶん、AIが大きな助けとなることはない
chatGPTやメタバース、Web3などの動きがあるからか、
「税理士業はAIに取って代わられる。」といったような流行語もあるような気もします。
それこそ、10年ほど前に「税理士業は10年後になくなる仕事。」といったことも世界的な流行語になったのでそのような文脈もあるのでしょう。
たしかに、税理士業のひとつである会計では、
「マネーフォワードの連携やばくね。。。」と当時勤めていた税理士事務所でAIの息吹に熱狂したことはあったものでした。
(セミナーにホリエモンと大前さんが登壇するから行くしかないというおもひでも)
とはいっても、わたしが生きている間に「税理士業がAIに取って代わられる。」とはそれほどないのかなぁと感じています。
マネフォワードのようなクラウド会計なども、
「一回、税理士に見てもらったほうがいいよ。。。」と感じることがなくなるのは、それほど近い未来には訪れないような感覚もあったりするものです。
「あぁ、そういう発想になるのね。。。」と専門家も専門家に鍛えられているであろうAIにも予測できないことを、おそらく多くのひとがやってしまうから。
また、メタバースなども、
「わざわざ、そこに集まってミーティングをする。」というモチベーションを持つひとは少ないだろうなぁと。
「だったらZoomで。。。」となるでしょうし、単なるメタバースよりも「ゼルダの伝説のほうがおもしろいよね。」となってしまうでしょうから。
なので「AIについて何もわかっていないやつ。」だと感じられようが、
税理士業のなかで特に税務顧問業などは、それほどAIに取って代わられることもなければ、AIが全面的に助けてくれる時代もまだ当分訪れないと想定しています。
だからか「AIに張って税務顧問業を拡大する。」とも考えられないといえます。
じぶんのキャパシティにも向き合う
などというように、税理士業で感じる不安のひとつが税務顧問の仕事だといえるかもしれません。
税務顧問となるとお客さまの情報に深く入り込むことになりますし、ある種の依存関係になるような感覚もあったりするといえます。
たとえば「山口さんが顧問税理士じゃなかったらやばかったかも。」というような言葉を受けることは嬉しいものです。
とはいっても「ぼくがいなきゃやばい感は、ぼくにとってもやばい感があるよね。。。」とも感じてしまうといえます。
たしかに「深くお客様に入り込む。」ということは、営業のひとつとして必要な行為なのかもしれません。
そして、深く入り込むからこそ税務顧問業は売上が安定し事業計画が立てやすいものだといえるかもしれません。
ただ「深く入り込まなければ成り立たない。」というのも税務顧問業の特徴だといえます。
それを「ちゃちゃっとやっといてよ。。。」と誰かに丸投げするほどの器量もいまのところはなく。
そんな「年齢を重ねるじぶんへのスピード感やAIはきっと大きな助けにはならない感。」
「お客様には深く入り込む感が必要だといえる税務顧問業。」
これを意識せずに肥大化していくと、小さくない怪我をしそうな感覚が税務顧問業にはあるのかもしれないなぁと。
まとめ
税務顧問業には売上の魔力を感じてしまいますが、慎重に対応していったほうがいいのかもしれません。
【おわりに】
「やっぱり炒め物は鉄フライパンだよね。。。」と鉄製フライパンマイブームが再来しています。
以前使っていたものは「一生物だからね。」と亡き母に貰ったのですが、だめにしてしまったという。
(重すぎて妻は使えなかったんだよと。。。)
【一日一新】
鉄フライパンで餃子(思いっきり失敗しました)