「担当の銀行員にしばらく会っていないなぁ。。。」と感じたら、自ら銀行に行ってみるといいでしょう。
銀行員は訪問したくてもできないことがある
「融資案件を見つけに行くために会社訪問を繰り返す。」ということを日常的に行なっている銀行員。
そして「訪問件数にもノルマを抱えている。」ともいえる融資業務を担当する銀行員。
とはいっても「あの会社には、なかなか行く機会がなくて。。。」ということもあったりするものです。
「何回訪問しても社長に会えないから行くのを諦めた。。。」
「業績があまり良くないから訪問頻度を意図的に落としている。。。」
「他の担当先への対応で忙しくて。。。」などというように。
たしかに「訪問をするからこそ融資案件の獲得になる。」とは銀行員も考えているとはいえます。
それでも、様々な事情で「全く訪問をしない会社。。。」というものも存在しているといえるかもしれません。
融資を受けている銀行にはいつ行けばいいのか3選
「引き継ぎを受けたあとの2年間で、一度もあの会社に訪問してないんだよね。。。」ということもあったりする銀行員。
そのような銀行員がいることによって、銀行との接点が薄れてしまうのはもったいないことです。
なので、社長の方から用事をつくって銀行に訪問をしていきましょう。
そのような際の「銀行に訪問をする理由。」というのは、次に挙げるようなものでいいといえます。
試算表を担当の銀行員に渡すために銀行へ行く
銀行員が訪問をして来ない会社ほど、
「あの銀行はうちの業績なんて気にならないんだ。。。」などと卑屈になってしまうものかもしれません。
とはいっても、そのようなことはなく「銀行員というのは担当先の業績を逐一知りたい情報。」だと考えているといえます。
それこそ「事業内容はなんだかよくわからないけど、試算表は確認したい。。。」などということを銀行員は考えているものです。
そして、銀行員は「試算表をもらえる機会。」というのが、実はそれほど多くはないというのがひとつの日常だといえるかもしれません。
なので、社長が銀行へ訪問する理由としては「試算表を持って行く。」というもので効果があるものなのです。
その際には、担当の銀行員にアポを取り「直近の試算表」を持って訪問をしてみるといいものでしょう。
試算表を毎月銀行に持って行く機会をつくるだけでも、
「あそこの社長はしっかりしているよなぁ。。。」といった会話がその銀行内部で繰り広げられていき、社長の評価も上がっていくといえます。
決算書を持って銀行に決算報告に行く
毎月や四半期ごとに試算表を持って行き、
銀行員に業績の見通しについての説明をするだけでも、担当の銀行員との距離感は縮まっていくものです。
それこそ「来月はわたしが訪問をして、試算表の方を見せてもらえればと考えています。」などと、銀行員も徐々に訪問をするきっかけを掴んでいくといえるかもしれません。
そんな銀行への訪問機会は、試算表だけではなく「決算書が完成」した際にもひとつのきっかけにすべきだといえます。
銀行員というのは決算月に応じて、
「今月中に決算書を預かって来なければならないリスト。」が支店内で共有をされていて、決算書を預かりに行く仕事があったりするのです。
そのようなことを少なくない社長は感じているかもしれませんが、
そうにもかかわらず「銀行員に決算報告をする。」といった社長は少数派なのです。
なので「試算表を持って行ってまで銀行に訪問するのもなぁ。」と感じていたとしても、年に一度の決算報告だけは行くべきだといえます。
仮に「1年間全く会わなかった社長。。。」だったとしても、
決算報告を銀行にするために行くだけでも銀行員の印象は良くなるものです。
すると「この会社にはちゃんと対応をしなきゃなぁ。。。」と考えたりするといえます。
だからこそ「決算報告をするだけでも銀行員に対する印象は良くなる。」と考えて、
融資を受けている銀行には自ら決算報告を行なうことを訪問のひとつのきっかけとしていきましょう。
融資の相談をするために銀行に行く
「近々、資金調達をしたいんだよなぁ。。。」ということは事業を営んでいると定期的にあったりもするものでしょう。
そのような際には「銀行融資のプロ。」と謳っている銀行融資コンサルタントへの相談を考えたりもするものかもしれません。
そして、融資コンサルに相談を行なうことで視界良好になったりすることもあるでしょう。
ただ、資金調達を考えているのであれば「まずは取引銀行へ行くべき。」だといえます。
「銀行は融資の審査を行なう機関だからヘタを打てない。」といったことは感じるものかもしれません。
とはいっても、銀行員というのは相談をして欲しいものなのです。
たしかに、違法性の強い相談をされると銀行員の顔色も曇っていくといえるかもしれませんが、
事業の営業サイクルとして起きる資金需要に対しては、銀行員には一定の技量が備わっているといえます。
なので、資金調達を考えているのであれば「それは銀行へ行く機会。」と考えて銀行へ訪問することを第一の選択肢としましょう。
その際には「なぜ融資が必要なのか。」といった資金使途や、
「その融資をどのように返済していくのか。」といった返済原資を示す必要はあったりするものです。
「完璧な事業計画書がなければ銀行は融資をしてくれない。」
と考えて銀行への訪問を躊躇するものかもしれませんが、意外にも銀行員は事業計画書の書き方なども教えてくれるといえます。
まとめ
銀行へ訪問する機会は、じぶんの行動でつくれるものです。
【おわりに】
最寄り駅のたまプラーザ駅に『Eggs ‘n Things』がオープンするのが楽しみだったり。。。
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【一日一新】
ステップワゴンでGoPro撮影