起業にお金をかけすぎるな

起業するからといっても「お金をかけすぎる必要はない。」ということを書いていきます。


しゃがんで飛ぶの繰り返しが事業。


資金調達に成功すると気が大きくなるのも事業の魔の手


「事業を始めて早々に資金調達を行った。」というのは、事業を営む中でのひとつの型だといえるものです。

「事業を始めて数ヶ月や数年が経過してボロボロの試算表や決算書を銀行に提出する。」

というよりは、起業直後のほうがじぶんの経験値や今後の事業展開を評価された融資も受けやすいものだといえます。

ただ、通帳に多額のお金が入ったからといっても安堵しすぎないほうがいいでしょう。

「事業を営んでいる限りは融資を受けっぱなしでいい。」などの言葉もありますが、

「本来は不必要だったものに多額の投資をして損失を出してしまう。」となるのも事業の難しさだといえるものです。

だからこそ、事業を始めた直後ほど自らに言い聞かせたほうがいい言葉があるといえます。

「起業にお金をかけすぎるな。」と。



オフィスなんてどこまでいっても六本木ヒルズには勝てない


「これから事業を始めるんだからオフィスくらいは借りたほうがいい。」などということも考えるものかもしれません。

たしかに「お店商売。」というようにお客さまの来店を促すビジネスモデルの場合は「店舗や店舗兼オフィス。」というものも必要だといえるでしょう。

その際には「立地」というものが、その後の事業を左右するという場合もあるかもしれません。

とはいっても、店舗ビジネスでなければオフィスなども最初のうちは必要ないといえます。

「せっかく起業したんだからなるべくいいオフィスを。。。」と考えていても、

「どこにでもある何の特徴もないオフィスだなぁ。。。」と外部の人間に感じられているものです。

それこそ、六本木ヒルズでもない限り「多くの外部の人間にとって違いがわからない。」となるものだといえます。

そして「オフィスを構えて。。。」などと考えても、お客さまが起業直後から来るということはそれほどないものでしょう。

税理士業を営むわたしの場合でも「数十社いる税務顧問のお客さまは誰ひとりとしてオフィスに来たことがない。」といえます。

せいぜい開業祝いの胡蝶蘭や季節の付け届け以外には、オフィスのことを誰にも意識されていないものです。

たしかに、スポット相談のお客さまが来られることはありますが、

「保険屋や会計ソフト会社、変なコンサルタントくらいしか起業直後のオフィスには来ない。」というのが、ひとつの現実でした。

なので、六本木ヒルズにオフィスを構えるくらいでないのであれば、仕事をするのは自宅や快活クラブで十分だと考えたほうがいいものでしょう。


MacBookがあればなんとかなる


「現場に出なければならない。」という仕事内容でもなければ、

いまや「MacBookさえあれば起業はできる。」といえるものでしょう。

そんな起業直後の際には「スマホで仕事ができる。」などと考えずに、

「PCだけはケチってはいけない設備投資。」と考えるべきなのも事業の鉄則だといえるものです。

そして、MacBookであれば、

「いきなり更新が始まってPCが使えない時間が生じる。。。」ということもありませんし、バッテリーの持ちやフォントの美しさで仕事も捗るものでしょう。

さらには、使うたびに美しさを感じるMacBookであれば、

「インターネットでの営業活動を行いたい衝動。」にもかられるので、事業の大きな味方となってくれるのです。

オフィスや看板、ましてやひとに投資をするのであれば「MacBookに張る。」としたほうが投資効率は高いものです。

言うことを聞くはずがない人間とは違って、

「超絶スピードで指示に従ってくれる相棒。」となる高性能のPCを手に入れることだけはお金をかけたほうがいいといえます。

それでも、オフィスの仲介手数料や人件費よりも低コストで済むといえるでしょう。


事業に見栄を張る必要はない


などというように「これから起業する。」という場合には、見栄に対してのお金をかける必要はありません。

それこそ、上には上がいるのでどれだけ見栄を張っても資金力で優る先発組には、敵うことがまずないといえます。

だからこそ、最低限必要な投資を見極めて事業を始めるべきです。

「オフィスっぽい良いソファを。。。」などといっても、いまやぬいぐるみしか座っていない事業者もいるのです。。。

ましてや「従業員くらい雇っておかなきゃ一端の経営者ではない。」などとは考える必要もないといえます。

起業をするのであれば「じぶんひとりで事業を行える。」という能力がなければ生き残るのも難しいといえるものです。

そして、ひとりで起業をしていても「ひとりぼっちではない。」というように、視野を広くすれば協力して貰える方々を見つけることもできるでしょう。

なので、資金調達に成功したとしても「一気呵成に投資をしかける。」などと考えずに、

「起業にそれほどお金は必要ない。」と考えて、大きくなりすぎているじぶんの心を落ち着けていく必要があるといえます。


まとめ


さらには「節税」などというのは、事業が途轍もなく跳ねたあとでいいものです。


【おわりに】

「貼るホッカイロよりも貼らないホッカイロのほうが、じぶんには合っている。」

ということをこの冬に気がついたという。。。


【一日一新】

iPhoneダークモード(最近視力が落ちてきたような気が。。。)

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