経理は毎日やったほうがいいと考えています。
忘れてしまうから
「あれっ。どうやるんだっけ。。。」
というように経理には忘れてしまうかもしれないリスクがあるといえます。
「会計ソフトの使い方を忘れてしまう。。。」
「支出(経費)の内容を忘れてしまう。。。」
「何の入金だったのか忘れてしまう。。。」
ということは、経理を行なう頻度が少なくなればなるほど起きてしまうといえるでしょう。
たしかに、会計ソフトなどの使い方に関しては使っているうちに思い出すこともあるかもしれません。
とはいっても、支出の内容や入金の内容などは、
「まったく思い出せない。。。」
ということも経理を行なう頻度が少なければ少ないほど起きてしまうものです。
特に経理を行なう頻度を年に1回などにしていると、
「そもそもこの支出が経費なのかもわからない。。。」ということで、気づかない間に脱税をしてしまうこともあるかもしれません。
経理のルールを覚えられるから
学生時代に習う機会が少ないといえる経理や会計。
なので「経理のルールをいまいち覚えきれない。。。」と感じることがあるのは、仕方がないといえるかもしれません。
とはいっても、この経理のルールに慣れていくためにも毎日行なったほうがいいといえます。
経理というのは「発生主義」といって、
「支払いや入金のタイミングには、必ずしも基づいていない。」というルールになっています。
このルールがあるため、支払いや入金のタイミングとのズレが生じて、
「損益という概念がじぶんの感覚と異なる。。。」ということも起こり得てしまうのです。
それでも経理を毎日行っていると、たとえば売上の拡大時期などには、
「利益は出ているけど売上入金はまだだから、いまいち資金が貯まっていない。」という会計独特の感覚も理解しやすくなるといえます。
このような「売上拡大時期には銀行融資を積極的に受けたほうがいい。」
などという資金繰りのイロハも、経理を毎日行なうことで認識できるようになるものです。
また「税金が支払えないのは、必ずしも無駄遣いをしているということではない。」
ということにも、経理を行なう頻度が高くなるほど気が付きやすくなるといえるでしょう。
気持ち悪さがあるから
事業を営んでいて「マーケティングをする。」「営業をする。」ということを得意としているひとも多いでしょうし、
「営業をしないと売上が得られない危機感がある。。。」ということもあるものでしょう。
それと同じように「経理を行なわないとお金の流れがわからない。。。」という気持ち悪さを感じることもあるのではないでしょうか。
「普通預金に資金はある程度入っているけど、借入で増えた資金なのか売上で増えた資金かわからない。。。」
「売掛金の回収が漏れなくできているのかわからない。。。」
と感じながら事業を営んでいくのは気持ち悪いことですよね。
そして、経理を行なっていると、
「売掛金の入金額が請求額と異なっている。」ということに気がつく機会は意外とあるものです。
そのようなときにも毎日経理を行っていれば、
「タイムリーにお客様に連絡ができる。」ものですが、経理を毎日行なわず気がついたのが数ヶ月後だとすると、
「もう請求しなくていいや。。。」などということも起こってしまうものでしょう。
「毎日経理を行うなかで、支払いや入金が正確に行なわれているかを確認して、業績を把握する。」
これができるだけでも「事業に対する不安。」というのは、かなり少なくすることができるといえます。
まとめ
毎日の経理が事業を強くすると感じています。
【おわりに】
「明日は午後から海を行こう。」
と予定をしていたのですが、雨が降っていたので今日はやめておきました。。。
【一日一新】
あること