「確定申告。」
というイベントに重圧を感じたくないのであれば、日々じぶんで経理をやるべきです。
経理をやらないと熱量だけで突っ走ってしまう
「会社員時代と比べると、ホント自由だぁーー。」
と独立して事業を営んでいると感じることもあるものです。
また「会社員時代には給与を1万円増やす。」ということはかなりの難易度だったといえますが、
独立して事業をはじめると「1万円の売上を増やす楽しさ。」もあるもよなぁと。
なので「使える時間とお金を増やしていこう。」と、熱量を持って事業を行えるといえるかもしれません。
ただ、熱量だけで事業を営んでいくと、
「増えた売上を超えたお金を使ってしまい、よく計算してみたら赤字だった。」ということも起こり得るかもしれません。
だからこそ「じぶんの熱量を冷静に測る」ために経理をするべきなのです。
じぶんで経理をやっていると確定申告の負担感は減る
「独立して事業をやるのはこんなに楽しいのに、確定申告がなぁ。。。」
ということを感じる事業者の方もいるものかもしれません。
「なぜ確定申告を負担に感じるのか。」
といえば「年に一度のイベント。」だからだといえるでしょう。
たしかに「年に一度しか経験しないから、やり方も忘れてしまう。。。」
ということは、税理士だったとしてもあるものです。。。
とはいっても、
「確定申告書をつくる。」のは年に一度だといえますが、事業の数字を確認することは日々行なうべきだといえます。
「確定申告のためだけに年に一度経理をする。」
などということをしていると確定申告も嫌になるでしょうし、
「いくら儲かったのか。」ということも年に一度しか確認できないといえるでしょう。
なので、日々経理を行い「じぶんの現状。」を認識して行動すべきだといえます。
「この経費はどの科目になるのか。」といったことや、
「そもそもこれは経費だっけ。」といったことは、支出してから時間が経ち過ぎると思い出せなくなってしまうものです。
経理を行なう習慣を身に着けて、
「経理は日々できているから確定申告を行なう際には、申告書をつくるだけいい。」
という状態にすることで、確定申告に対する心理的な負担も減らせるといえます。
確定申告書はその後1年間、社会に対する成績表となる
「いやー、確定申告は終わったし税金も支払ったから、もう確定申告書は見たくないわぁ。」
ということを、じぶんで経理をしていないと感じることもあるかもしれません。
ただ、確定申告書というのは、
「事業の成績表。」という側面もあるので、使う場面というものも意外とあるものです。
- 事業資金の銀行融資を受ける際に確定申告書を提出し、その確定申告書の内容によって受けられる融資金額が変わる
- 住宅購入の際に確定申告書の内容によって、住宅ローンの審査が通るか通らないかが変わってくる
- 給付金を受ける際の証拠資料として、確定申告書を使う
などというように、
「確定申告書の内容によって将来受け取る金額が変わってくる。」ということもあるものです。
なので「まぁ、とりあえず提出すればいいんでしょ。。。」という感覚で確定申告書をつくらないほうがいいといえます。
「正確な確定申告書をつくり、真の姿を魅せる。」
ということも「節税」以上に必要になってくるものです。
その確定申告書の根幹となる経理を日々やっていきましょう。
まとめ
経理を日々やっていると、それほど確定申告に対する負担感はないといえますよ。
【おわりに】
確定申告の無料相談会に2022年2月1日に参加することになっています。
その連絡が本日来たので「この状況でもやるのかぁ。。。」と。
(この執筆日には新型コロナウイルスの感染者数が急増しているので、このような感覚になっています)
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