せっかく銀行員が訪問して来ているのにこんな対応している社長はダメ3選

「いきなりやってくる銀行員。」

とはいっても、きちんと対応したほうがいいといえます。


たまプラーザ駅。


銀行員はしれっと訪問してくることがある


銀行員が会社への訪問する際には、

「明確な意図を持って訪問している。」ということもありますが、

「様子を伺うためにひとまず訪問している。」ということも少なくありません。

その様子伺いで訪問した銀行員というのは、アポを取らずに来るので、

「なんて間の悪いときに来るんだ。」

と思われる社長もいることでしょう。

たしかに、銀行員というのはアポ取りをせずに来るので、

「タイミングが悪いときに来ちゃった。」ということはよくあることだといえます。

だからといっても、アポ取りをしないで来た銀行員を「ただ追い返してしまう。」というのはもったいないことです。

せっかく銀行員が訪問をしてきたのであれば、事業の動向や資金需要の話をしていくべきでしょう。



せっかく銀行員が訪問してきているのにこんな対応している社長はダメ3選


それでは、せっかく銀行員が訪問してきているのに「こんな対応をしていてはダメだ。」ということを挙げていきます。

試算表などを見せながら業績の話をしていない

銀行員が会社に訪問をして来るというのは、

「融資案件を持ってきている。」ということばかりではありません。

「預金や投資などの金融商品の勧誘を目的としてきている。」ということもあるものです。

とはいっても、社長が銀行と取引するうえでは資金調達の話に関心があることでしょう。 

なので、銀行員が訪問して来た場合には、

特に求められていなくても試算表を提示して、現在の業績というものを示していくべきです。

業績を伝えることによって、現在の業績を銀行員は把握することもできますし、優秀な銀行員であれば試算表を見ながら、

「何月頃に銀行融資のニーズがあるようですね。」というような提案をしてくることもあります。

だからこそ、銀行員が訪問をして来たら、

「まずは試算表などを見せながら銀行員と業績を共有し、いずれある資金需要に備えておく。」

ということは徹底して行なっていくべきでしょう。

事業内容や業界動向について説明をしていない

銀行員がその会社の業績以上によく理解できていないことのひとつが、事業内容ということだったりします。

「この会社は、いまいちどんなことをやっているのかもわからないし、どんな強みがあるのかもわからない。」

「だけど、いまさら社長にどんな事業やっているのかと聞くのも気まずいしなぁ。」

というようなことを銀行員は考えているといえます。

なので、銀行員と会うたびに、

「何度もじぶんの事業はどんなことをやっていて、どこに強みがあるのか。」

ということを説明していくべきです。

何度も事業内容を説明することにより、銀行員の頭の中にも事業内容が自然と刷り込まれていくことになります。

また、銀行員が融資の稟議書などを書くときにも、

「事業内容を知っていたほうがスムーズに稟議が書けるようになる。」ので、融資実行までのスピードが上がるともいえます。

そして、事業内容の説明とともに業界の動向や、

「新規出店を考えている。」

「新規の設備投資を考えている。」

などというような資金需要の話をすると、銀行員の方が融資案件で動いてくれるというようなこともあるものです。

だからこそ、銀行員が訪問をしてきた際には改めて事業の事業内容を説明し、現在構想している事業計画も説明していくべきだといえるでしょう。

家族の進学状況や教育ローン、自動車ローンの話をしていない

銀行が取り扱う融資のなかで優先順位が低くなる融資商品が、

「教育ローンや自動車ローン。」だったりします。

優先順位が低くなるといっても、銀行員とするとこのような融資にも目標金額というものが定められています。

なので、銀行員というのは、

「事業に関することだけではなく、社長のプライベートのことも確認したい。」と考えているといえます。

「子供がいるなら何歳で、どこに進学をしていて教育ローンのニーズがあるかどうか。」

「社長が私用で使う車を購入するタイミングであれば、自動車ローンの需要があるかどうか。」

というような情報も銀行員は欲しがっているのです。

このようなことがあるので、事業を行っているのであれば、

「プライベートの資金需要や資金の動向。」というのも、銀行員と共有をしたほうがいいといえます。

そして、事業用の融資おいても会社の決算書だけではなく、社長や社長の家族の資産動向も大切なポイントになっているものです。

このような社長個人の資産の動向を銀行員が把握するには、個人ローンなどの取引をするというのもひとつのきっかけになるものだったりします。

なぜなら、個人ローンを実行することによって社長の預金額などの資産額を把握でき、その情報をもとに事業融資の展開もしやすくなるといえるからです。

銀行員に対しては、じぶんの個人情報というのもある程度明かしていく必要がありますし、

プライベートでも資金需要があるのであれば「個人でもローンを組む。」

ということは、事業の融資対応としても大切なことだといえます。

だからこそ、個人の資金需要というのも銀行員に対して積極的に相談をしていくべきなのです。


まとめ


せっかく銀行員が訪問をしてきたにも関わらず、

「まともに話をせずに銀行員を追い返してしまう。」という社長も少なくないものです。

また、銀行員の方も「せっかく訪問したのに今日は社長と全然喋れなかったなぁ。」

というようなことを考えているといえます。

なので、銀行員が訪問してきた際には、

事業の情報や個人の情報などを共有して、来るべき資金需要に備える準備をしていきましょう。


【おわりに】

7人の秘書というドラマが面白かったです。

娘がいるからか「女性がどうやって生き抜くのか。」という内容の映画やドラマが気になります。

どうしても、男が優位な社会になっていますし。。。


【一日一新】

マウントレーニア スノーファンタジア

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