「やりたいこと。」や「達成したいこと。」
がなくても、きっと何とかなりますよ。
やりたいことがなくても何とかなる
いまに至るまで、それほど「これをやってやる。」といったことを、あまり考えたことはありません。
たとえば、大学3年生の頃に就職活動をするにあたっても、特にやりたいこともなく、
「マンガのナニワ金融道」を読んだ影響もあり、
「やりたいことも特に見つからないから、お金に一番近いところで仕事をしてみよう。」
と考えて、銀行への就職活動をメインに行ない銀行員となりました。
銀行員になってからも、日々の仕事は楽しかったのですが、
「もう少し自由に生きてみたいなぁ。」
ということを考えて、じぶんひとりでも起業ができそうな税理士を目指すことにしました。
そして、税理士として独立したいまも明確にやりたいことがあるのかというと、
「特に思い当たらない。」ということになっています。
やりたいことが思い当たらないといっても、目の前の仕事は楽しいですし、毎日充実して過ごせています。
ただ、税理士業として明確な目標があるのかというと「特にはないかなぁ」と。
流れに身を任せるだけでも何とかなる
税理士として独立をしたからといっても、
「売上はいくら達成したい。」といったことも考えていませんし、
「従業員を多く雇用して地元の顔役になる。」といったことにも興味がありません。
わたしの税理士業は、初めから食べていけるだけの売上がある状態だったのですが、
「狙ってそうなった。」
というよりは、お客様に声をかけてみたら「担当が変わるよりも。」
ということで、そのまま担当をするかたちになっています。
また、税理士を目指そうと考えたのも銀行員時代に、
「銀行員を経験したあとで税理士になったら、面白いと思うよ。」
ということを、ある税理士の方に言われたことが心に残っていたので、
「それは良さそうかも。」と税理士の道に進むことにしました。
税理士試験に関しても、「共働きで子育でもあるなかで、5科目を目指すのは厳しいかも。」
ということで悩んでいたら、ある税理士の方に大学院の進学を紹介してもらい、大学院に行くことになりました。
いま振り返ってみると、人生の場面場面で、
「完璧に段取りを組んできた。」
ということをしてきたというよりも、
「たまたま声をかけてくれた方々に身を任せてみたら、こうなった。」ということを感じています。
飽きたとしても何とかなる
「目標に向かって日々同じことを繰り返し、突き進んでいく。」
ということが必要な時期もあるとおもいます。
税理士試験に関しては「合格をする」という信念を持っていなかったら、諦めざるを得ないほどの難易度でした。
とはいっても、目標を持ち続けていても「それはそれで飽きてくるよなぁ」ということも感じています。
ずっと同じことを目標にしていても飽きてきますし、同じような仕事を繰り返していても飽きてくるよなぁと。
たとえば、税理士業の税務顧問売上はストックビジネスなので売上が安定し、
「お金の安定とともに心も安定する。」というメリットがあります。
しかし、「税務顧問業だけをずっと行なっていくのは飽きるよなぁ。」と感じることがあります。
なので、飽きることもあるからと仕事を変えてみるということもしています。
このブログも、書くことを仕事にすることで飽きることを防ぐ効果もあります。
また、先日登録が完了した行政書士に関しても、
「行政書士になることで、何か売上見込があるのか。」というと、
「いまのところはない。」ということになっています。
売上の見込みというよりも、
「仕事に飽きないために、行政書士業務もひとつのメニューにしていこうかなぁ。」と考えて登録をしてみました(実際のメニューを掲げるのは、登録証交付式がおわってからにしようかと)。
まとめ
「やりたいこともないし、わりと飽きる。」
といっても、流れに身を任せると思ってもみなかったことを経験できたりします。
また、飽きることがわかっていれば、何か対策を取れたりもするものです。
なので、いまやりたいことがなくても、きっと何とかなるときが来ますよ。
【おわりに】
「何でいまの仕事をしているの。」と聞かれると、
「やりたいことがなかったから。」という返事をよくしますが、本当にそうなんですよ。。。
【一日一新】
ダイドーブレンド 世界一のバリスタ監修 香るブレンド 微糖