経理を行わないで事業をするというのは「竹槍でフリーザと戦う」というくらい無謀なことです。。。
そんな無謀な戦いを挑まないように、経理はじぶんでやっていきましょう。
経理を毎日行なう
「経理って言ってもなぁ。」
と事業のなかでも、気が重いといえるのが経理なのかもしれません。
事業におけるじぶんで経理の重要性というのは、
「タイムリーに業績の確認ができる。」
「未来の業績を確認するために、予算を組めるようになる。」
「いつの間にかお金が足りない。」とならないように「資金繰り表がつくれるようになる。」
などといったような効果があるということです。
これらは、事業への不安を少なくする効果があるといえるでしょう。
そんな「事業への不安を取り除ける効果がある経理」を行なう際のコツは、「毎日やる」ということです。
経理というのは毎日行わないと、
「レシートや領収書などの書類が溜まっていき、さらにやる気が無くなる。」ということがあると感じています。
また、「書類が溜まってからからやればいいかなぁ。」などと思っていると、
「その書類自体をなくしてしまう。」ということもおこってしまうものです。
そのようなことをなくすためにも、「経理は毎日」行なったほうがいいといえます。
たとえ、その日の経理が「レシート一枚」の取引だったとしても毎日やっていきましょう。
毎日行うことで、会計ソフトの使い方に慣れていきます。
毎日行なえば、経理に慣れていき苦痛に感じることも減っていくことでしょう。
さらに、経理を毎日行っていれば、財布がパンパンになるということもなくなるかもしれません。
Excelやクラウド会計を使う
「経理なんて面倒だよぉ。」
という理由のひとつに、「会計ソフトへの入力が面倒だから。」
という理由もあることでしょう。
そのようなことを感じているのであれば、「なるべく会計ソフトへ入力をしない。」という方法を取ってみるといいです。
マネーフォワードやfreeeといったクラウド会計ソフトは「入力」の手間を、ある程度は少なくしてくれる会計ソフトになります。
面倒な経理の手間を減らすために「インターネットバンキングを使いクラウド会計ソフトと連携する。」
「現金はなるべく使わずに、クレジットカードや電子マネーを使う。」
ということも、経理の手間を減らすために取り組んだ方がいいことのひとつです。
税理士であるわたしも、経理は面倒だと考えています。
なので、経理の手間を減らすため、そして買い物時のレジ係の人の手間を減らすために、
「現金をなるべく使わないよう。」にしています。
現金を使わずクレジットカードや電子マネーを使うことで、クラウド会計ソフトにそのデータを連携させることができます。
「経理の手間を減らすために現金を使わない。」
ということを徹底していきましょう。
現金を使わなければ、お金を管理する無駄な手間も避けることができますし、感染症などの予防にも繋がります。
ただ、クラウド会計ソフトを使っていても、どうしても「入力」が必要になることがあります。
その際には、Excelに入力をしてクラウド会計ソフトに取り込むということをしていきましょう。
クラウド会計ソフトには、Excelに入力をしたものを取り込むという方法がありますから。
書類をまとめる
クラウド会計ソフトを使っていても、毎日経理をしていても、その取引の元となる書類を捨ててはいけません。
「経理を行なったんだから、もう書類はいらないでしょ。」
と思われるかもしれません。
しかし、経理を行なった帳簿以外にも、その取引の元となった書類というものは保存しておかなければならないのです。
なので、インターネットバンキングの取引明細やクレジットカードの明細も毎月、月ごとにダウンロードをして印刷をする必要があります。
経理の手間は毎日行ない、クラウド会計ソフトやExcelを使うことで、かつてよりも少なくなったといえます。
しかし、書類をデータで保存しておくというのは、まだまだ法律的に難しい状態です。
おそらくこれから数年のうちに、書類をデータで保存しておくハードルも、さらに下がる可能性があります。
それまでは、くれぐれも書類を廃棄せず、月ごとにまとめておきましょう。
業績の確認をモチベーションに経理を行なう
「経理を行なうことに対して、モチベーションなんてないよ。」
と思われる方もいるかもしれません。
とはいっても、業績を確認することは楽しいことのひとつではないでしょうか。
なので、経理を行なうモチベーションは、
「経理をしたあとにできあがる財務資料の確認をすること。」としてみましょう。
じぶんで経理を行なっているからこそ、「売上だけ」ではなく「経費の詳細」を確認できるほどレベルが上がっているのです。
そして、経理を行なうことで業績予測や資金繰りの予定も深く理解できるようになるので、
「銀行への業績報告も意気揚々とできる。」ようになっていることでしょう。
じぶんで経理を行なっているからこそ、
「この社長、財務に詳しいな。」
「ぼったくりの金融商品を売り付けるのは難しそうかも。」
と銀行員からも一目置かれる経営者となれるはずです。
まとめ
「経理が面倒だ。」
という気持ちはわかります。
しかし、経理を行なうことで無謀な売上高至上主義から脱却できるようになります。
その経理は、毎日行なうことがコツだといえますし、経理入力を少なくするということもコツだといえます。
じぶんで経理を行ない、事業者としてのレベルを上げていきましょう。
【おわりに】
たまにある出来事。
HPから取材の依頼があり、「おっ。」と思ってその依頼をしてきた会社を調べると、
「取材商法。」の会社だったということ。。。
世の中って怖いですね。
【一日一新】
あること
