税理士として独立開業をした10ヶ月を時間の面から振り返ってみる

2020年7月に税理士として独立開業してから、10ヶ月が経ちました。

この10ヶ月間で変わった、時間の概念について振り返ってみます。


どんなときも。


通勤時間が変わった


独立して大きく変わったのは、通勤にかける時間です。

独立する前は、横浜駅を最寄り駅とする税理士事務所に勤めていて、通勤時間に往復2時間ほど使っていました。

通勤時間というと朝の満員電車で、

「新聞紙を叩かれたり。」

「えっ、わざと。。。と思うくらい、ぶつかられたり。」

「化粧をしている人の鏡を覗き込んだわけでもないのに、睨まれたり。。。」

などと、「いいことなんて全然ないよなぁ」といった辛いものでした。

それがいまは、自転車で3分。徒歩で10分ほどの事務所に通勤しています。

なので通勤をするというストレスは、かなり減りました(これだけ近くても、「自宅事務所にできたらなぁ」と通勤時間をゼロにしたいと考えることもあります)。

その通勤時間も、トライアスロンをやられている方に憧れて、意味もなく遠回りをする余裕もあります。

自宅から事務所までは丘を下っていくだけなのですが、その丘を自転車で一周し遠回りして、

「よしっ、ヒルクライムだぁ。。。」と通勤をできるほど、通勤時間に関しては心と時間に余裕を持てるようになりました。



仕事の時間に関する感覚が変わった


勤めていたときから、どちらかというと仕事をするのは好きな方でした。

銀行に勤めていたときも、税理士事務所に勤めていたときも、世の中の深部を学べる楽しさがありましたし、

「ホントに助かったよ。」

などとをいわれると、「この仕事をやっていてよかったなぁ。」と思うことが多くありました。

とはいっても、仕事に対するスタンスは勤めていたときと、独立したいまでは段違いです。

勤めていたときは、仕事をしている時間以外の時間は、なるべく仕事のことを考えないようにしていました。

しかし、独立したいまは、何なら24時間仕事のことを考えていますし、24時間仕事のことを考えていないともいえます。

いま思うと、「仕事の時間は必ず固定されている。」といった世界は、不思議な感覚です。

平日だろうと5時間で終わるなら、仕事の時間は5時間で終わりでいいとおもいます。

それが、「必ず8時間は、固定された時間として働かなければならない。」

となってしまうと、やる気が起きなかったりしますよね。

独立したことで、ギターが弾ける時間も増えましたし、平日に出かけたりもできます(コロナ下で難しい部分もありますが)。

勤めていたときは、「通勤に往復2時間、仕事に10時間。」といった感じで、1日の半分は捨てられた時間だと感じていました。

それが独立したことで、初めて1日が24時間になったと感じています。


発信をする時間を持つようになれた


独立する前と後で大きく変わったのは、発信する時間を持つようになれたということです。

「じぶんで商売をやったほうが、もっと人生が楽しくなりそうだよなぁ。」

と銀行員時代に感じ、じぶんでやれそうな商売を探すなかで、税理士を目指すことになりました。

そのじぶんで商売をやりたいと感じた理由のひとつが、

「じぶんの売りたいものを売れる立場になりたい。」ということでした。

どうしても勤めているときには、

「売りたくないものを、ある意味ひとを騙してまで売らなければならない。」

ということがありました。。。

このようなことは本当に心苦しかったです。

特に金融商品となどというのは、「買ってもらった時点で相手が損をしている。」ことが、じぶんにはわかっているので嫌なものでした。

なので、「いつかはじぶんが売りたいものを売れるようになろう。」と行動するようになりました。

それをやるために大切なことのひとつだと考えているのが、発信をするという時間です。

このブログは、じぶんという人間を知ってもらうためにしていることのひとつです。

発信をするということは、独立をする前まではほとんどできていませんでした。

それがいまは、独立したことで「1日一定の時間をかけてこのブログを更新できる」身分になることができました。

ブログに関しては、「何が言いたいのかじぶんでもわからない。」といったレベルから始まり、

「読み返してみても、やっと読んでもらえるレベルに到達してきたかなぁ。」

と少しだけレベルアップしたと感じています。

発信をするためには、時間をつくらなければなりませんが、通勤時間がなくなったことを考えると負担におもうことはありません。

むしろ発信していたことで、出会えた出会いもあり、

「このブログを書くという時間は、貴重な時間だなぁ。」と感じています。


まとめ


独立して一番変わったと感じるのは、やっぱり時間の概念です。

それまでは、どうしても捨てる時間という感覚がありました。

しかし、いまでは「時間って有限なんだよなぁ。」といった感覚は強くなりました。

大前研一さんが、「人間が変わる方法のひとつは時間配分を変えることだ。」といったようなことを言っていましたが、

「独立をしたからこそ、時間配分が自由に変えられるものだなぁ。」

と時間の概念が大幅に変わりました。



【おわりに】

独立して1年が経つまでは、毎月1日の独立記念日に振り返りの記事を書こうと決めていました。

それが、昨日の記事を書いている途中で、昨日が1日(2021年5月1日)だと気が付きましたが、途中で書くこともやめられず。。。

何かをミスしても、誰かに迷惑をかけていることでなければ、怒られることはないということも独立のメリットです(*´ω`*)


【一日一新】

GUセルフレジ

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