税理士として独立開業をして、後悔をしたことはありません。
ただ、独立開業をしたことで、「なんだか退化してるスキルもあるんだなぁ」と感じることもあります。
興味がない話を聞くことができなくなった
独立開業をしているので、色々な経験をしたいと考えています。
たとえば、じぶんが行きたい道の先を行っている人の話を聞く機会があれば、積極的に聞くようにしています。
当然、その話を聞く機会が有料であっても、スケジュールを確認しながら躊躇なくそのセミナーなどに申し込むようにしています。
行きたい道の先に行っている人の経験談などは勉強になりますし、マネをすることで「いまレベルアップしているかも」ということを感じることができます。
このように聞きたい話を聞いているときには、こころがウキウキするほど楽しいことです。
その反面、聞きたくない、興味がない話を聞くスキルが低下してしまいました。
社会人になると、「興味がない話」でも「大人」として、真摯な対応を取るべきだといったことを教え込まれますよね。
しかし、その興味がない話を黙って聞くことのスキルはかなり衰えました。
たしかに、興味がない話だからといって露骨に嫌な顔はしません。
とはいっても、興味がない話だと、時間がもったいなく感じますし、
「そもそもそんな話を聞く必要がないよね。」
と興味がないものでもムリして取り込もうというスキルは、必要ないかなと感じています。
チームで働くということはできなくなった
わたしは、勤めているときは理解できないことがあると、人の話しに意見を言うということが多い方でした。
意見を言うというよりも、あからさまな反論をするということもしていました。
それがいまは、反論などはしないですし、反論はしても仕方がないことだと感じています。
ひとり事業を営んでいれば、そもそも反論をしなければならないということはありません。
ひとりであるからこそ、ムダな意見をいう必要もありませんし、違和感を感じる人とは接しなければいいとおもっています。
「合わない人とは、あえて付き合う必要もない。」
と考えているので、チームとして仕事をし、足りない部分はみんなで補おうというスキルはなくなりました。
だからこそ、じぶんができる領域をもっと尖らせていかなければと考えています。
紙を使うスキルが衰えた
開業してからは紙を使うということが、かなり少なくなりました。
紙に何かを書くということもほとんどなくなりましたし、とりあえずで印刷をするということもなくなりました。
「紙に書いたほうが、覚えられる。」
「紙に印刷をしたほうが、ありがたがられる。」
といったことも、お客様と接していて「全然そんなことはないんだなぁ。」と感じることが多いです。
紙に書くことが減った代わりに、iPadに書いたりEvernoteにメモをしたりということがかなり増えました。
なので、何でもかんでも紙に印刷をして、保管をするというスキルは確実に衰えました。
とはいっても、紙に印刷をしないということになったので、時間が増えたという効果を感じています。
紙は手を切ることもありますし、インク代もかかり時間もかかるので、このスキルはもう必要ないかなと考えています。
まとめ
独立開業をして、伸びたスキルと退化したスキルというもがあります。
退化したと感じるスキルは、「必要がないスキルだったんだろうな」と考えています。
これからも、必要ないと感じたスキルはどんどん捨てていって、空いた時間で新しいスキルを身に着けていこうかと。
【おわりに】
それにしても、桜ってホントに綺麗ですよね。
いまの時期は出先でわざわざ、寄り道して桜を観に行ったりします。
ただ、大田区田園調布にある桜坂(有名な歌の)に寄り道したのに、写真を取り忘れてしまいました。。。
ブログのためにもいい写真を、とおもうのですが結構写真を撮るのを結構忘れちゃうんですよね。
【一日一新】
ある定食