やめる勇気を持つため、やめることに必要な考え3選

「本当はやめたいいんだけどなぁ。」と思っているなら、やめていいんですよ。


ここの景色が好きです。


やめることは、始めることよりも難しい


「いまの会社がつまらないから、転職をしたい。」

「オリンピックの開催をやめたいけど、世間の目があるからなかなか。。。」

「もういい年だから、ラーメン屋で大盛りを頼むのをやめたい。」

何か新しい一歩を踏み出すことは、難しいことですよね。

でも、やめることの方がもっと難しいことです。

始めるということは、気合も入っていますし、かっこいいと見なされることが多いです。

「司法試験を受けて弁護士を目指している。」

「ヨーロッパにサッカー留学をして、プロを目指している。」

こういったことを耳にしたら、

「すげーじゃん。頑張ってよ。応援してるから。」

と称賛しますし、言われている方も気持ちがいいものでしょう。

しかし、やめるということは、

「えっ。やめるの。もったいないよ。」

と考え直したほうがいいと、言われることも多いかもしれません。

「やめる」と言い出せないから、「何年もそのまま」というようなことは少なからず誰にでもありますよね。

やめた方が、楽しい世界が待っているのにやめられない。

でもそれだと、どんどん苦しくなっていくだけです。

始めることよりも、難しいやめるということ。それでも、やめたいならやめてみるべきです。


やめるために、必要な考え方3選


やめることができないときに、「すぱっ」とやめるための考え方を3つほど紹介していきます。

プライドを持たない

じぶんに自信を持つことは、非常に大切なことです。

特に税理士試験などの大きな壁を乗り越えようとしているなら、自信を持って試験に挑むことは必要なことです。

しかし、何かをやめようとしているときには、プライドを持たないということがおすすめです。

「いまやめたら、逃げたと思われるかも。。。」

「こんなところで諦めたら、ダサいかも。。。」

などといったプライドは、無視しましょう。

やめるためには、一切必要がないものです。

じぶんが生きていくにあたって、一番大切にすべき考え方は、

世間からどう思われるかではなく、じぶんが何をしたいのか。

ということです。

「やりたいことがあるからやめる。」

「特にやりたいことがあるわけではないけど、やめる。」

この感情は、じぶんだけのものなので人からどう言われるかという、他人を基準にする必要はありません。

プライドや世間体に囚われることなく、やめたいならやめていいんです。

お金のことを気にしない

やめるかどうかということを考えるときに、お金のことも考えると思います。

たとえば、転職などを考えている場合に、

やめたらいま得ている収入が得られなくなるかもしれないから、やめるのどうしよう。

とこのようなことは、考えてしまいますよね。

わたしは、銀行員から税理士事務所に転職をするときに、

「独立するためには税理士になりたい。」

「でも、銀行員のままの方がいまの給与も保たれるし、将来的にも銀行員の方が年収が高いかも。」

といったことを考え悩んでいたこともありました。

税理士事務所というのは、一般的には同世代の社会人と比べると給与水準は低いものなのです。

その給与が低い業界に転職したら、使えるお金も減るし、かっこ悪いよなぁ。

と考えていました。

それでも転職をし、いまは税理士として独立開業ができました。

やめようと悩んでいるときにお金のことを第一に考えてしまうと、やめるという選択肢をとることは難しくなってしまいます。

本当にやめたいのであれば、お金のことは考えずにとにかくやめてみましょう。

わたしも、お金のことだけだと都市銀行の支店長クラスの年収には、いまだ届きませんが銀行員をやめてよかったと感じています。

なお、家族がいる方はやめる際に、お金のことをきちんと相談をしてからやめた方がいいです。

時間は限られていると意識する

ひとは絶対に永遠に生きられません。

どうしても、生きられない時が来てしまいます。

すると、本当はやめたいのにやめないでいると、

他にやりたいことをできる時間が、どんどん減っていきます。

気がついたら時間とは、あっという間に過ぎているものです。

これを書いているわたしは、いま(2021年)37歳です。

10代は遠い昔で、20代はあっという間に過ぎていました。

そして、40代も「もうすぐそこに迫っています。」

気持ちはいまも20歳くらいな感じですが、気がついたらこれだけ時間が経っているのです。

どうしても永遠に生きられそうな感覚がありますが、決してそうではありません。

これだけ時間が進むのが早く、若くいられる時間も少ないのであれば、やめたいことがあるならば決断は早いほうがいいです。

どんなときでも、いまが一番若いときです。

しかし、その時間も永遠ではない。

だからこそ、時間は限られていると考えて、「やめたいからやめる。」のでいいのです。


まとめ


「やめるなら、やりたいことを見つけたほうがいい。」

ということはよく言われることかもしれませんが、理由もなくやめてもいいのです。

やめることで、だれかに迷惑をかけることもあるかもしれませんが、やめないことでじぶんに迷惑をかけているということもあります。


【おわりに】

観ていたドラマが期待していた内容ではないことに、途中から気が付き始めましたが、観るのをやめる勇気が持てなかったです。。。


【一日一新】

今際の国アリス

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