会社をいつでも辞めてもいいように、していたこと

勤めていたときは、「いつ辞めようか」というようなことを、考えて働いていたことが多かったようにおもいます。



勤めている限りは、100%思い通りにはいかない


独立したいま振り返ると、勤めているときは心のどこかで、

「いつかは辞めるんだろうな。」

という気持ちで勤めていることが多かったようにおもいます。

たとえば勤めている限りは、じぶんが使いたいツールを必ず使えるわけではなかったり。

お客様のためだとはいえない、社内調整に時間を割いていることは、働いている充実感が多いものではありませんでした。

わたしは性格的には、「何でもじぶんでやりたいようにし、トップに立ちたい」という気持ちが強い人間です。

そのような性格なので、「それじぶんがやった方が早いのになぁ。」

というような、変なストレスも人より多く感じてしまいます。

また、無駄なものに面従腹背していくというようなことが得意ではないので、

「これをやるくらいなら。。。」と考えてしまうことも、勤めていて辛いことでした。


会社をいつでも辞めれるように、心がけていたこと


ただただ、会社を辞めたいからといって行動に移してしまうと、ニートになってしまいます。

ニートになってしまうと、家族にも流石にあきられてしまうでしょう。

それだけは、やってはいけません。

そうならないように、いつでも辞められるようにして、その後に生き残っていけるようにしていたことがいくつかあります。

勉強をするということ

会社をいつでも辞めてもいいように、勉強することはいつでも心がけていました。

銀行員のときは、銀行融資や株式投資、保険商品などの本や雑誌を読み漁っていました

一年目のときから、「この銀行の中で誰よりも、銀行融資に詳しくなってやる。」とか、

「金融商品に一番詳しくなってみせる。」など血気盛んなものでした。

特に融資の現場では、書籍に書いてあるような対話術や決算書分析術が、そのまま使えたりしていたので、勉強をする価値が初めて分かったような体験でした。

これは、社会に出て初めて、勉強をする価値を感じることが出来た体験でした。

税理士業界に入っても、経験したことや人から聞いたこと以上に、勉強をするという相乗効果を常に感じていました。

何か思うところがあったときに、本を読んだり体験してみることで、

「じぶんだけが、この気持を持っているわけではないんだ。」

ということを感じることができるのも、心の支えになるものです。

さらに読書をしているひとというのは、思っているよりも少ないので、本で学んでいると明らかに仕事ができる奴になるという、感覚も楽しいものでした。

会社を辞められるように、常に勉強はしておいたほうがいいです。

お客様のために仕事をする

いつも会社を辞めたいと思っていたとしても、じぶんの給与を稼がせてくれるのはお客様があってのことです。

だからこそ、常にお客様のために仕事をすることを心がけていました。

出来る限りお客様の話しを聞き、できそうであれば多少のリスクをとってチャレンジをしてみる。

その上で、お客様に感謝をされると、「働いていてよかったな。」と思う場面も多くあると感じます。

また、特に銀行員のときなどは、サボるならお客様の会社でと考えていたので、そのお客様が「なぜ起業をしようとしたのか。」

「事業に行き詰まったときはどうやって、その壁を乗り越えたのか。」

などを聞いていると、自然とお客様からの信頼を得ることも多かったです。

お客様先でサボるという行為で、お客様とお話しをしていると、預金のキャンペーンなどでも助けて頂けるという体験もありました。

お客様のために仕事をするというのは、大切な考えだといえます。

そのコツは、相手の話しをよく聞くことなんだろうなぁ、と感じていました。

違う業界に勤めている友人に会うようにする

会社に勤め始めると、自然とその会社の人間や同じ業界のひとと、会う機会が多くなるものです。

そうすると、業界の常識が正しく、世の中の常識が間違っているような気持ちになることがあったりします。

そういった感覚が正しいものなのかどうかを確認する意味を込めても、違う業界に勤めている友人などになるべく会うようにしていました。

業界が違ったりすると、やはり感覚や仕事の流れが違っていたりするので、何が正しいことなのかの軸を感じることが出来るものでした。

また、両親と仕事の話しをするということも必要だと感じます。

じぶんの親は社会人の先輩で、その貴重な体験を聞けるということも、実りの多いことです。


勤めることが、性格に合わないひともいる


わたしは、ひとと会ってお話しをすることも好きですし、ひとの話しを聞くことも好きです。

さらに飲みに行くのも好きです。

なので、集団が嫌いで、ひとりが好きだというわけではありません。

でも、「なんか違うよな」と感じることに、従い続けることが得意ではありません。

そのような性格なのだと気がついたときに、一生勤め人で行くことは、じぶんには無理だろうなと感じてしまいました。

そのことから、独立・起業ということに絞って社会人生活を送ってきました。

「どうにも世の中で生きていくことが、合わないな。」

そう感じたら、それは世の中ではなく、いまの組織や会社に馴染んでいないだけだと思います。

だったら、そこから全力で逃げても生きていける道を探してみるといいです。

わたしは、税理士として独立して、じぶんに合っていることは会社を辞めて生きていくという道なんだ、としみじみ感じています。

大人になってからも、生きていく道というのは常に迷い続けることかもしれません。

そのためにも、常に他の選択肢が持てるように小さな行動を積み重ねるといいですよ。


【おわりに】

台湾料理の鴻翔というお店がボリュームがあって美味しかったです。

ランチの定食にフルサイズのラーメンが付いて、680円(税抜)。

学生時代に出会っていれば、もっと通えたのになぁというボリュームでした。

神奈川県西部に何店舗かあるようでおすすめです。


【一日一新】

台湾料理 鴻翔

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