スパゲッティーのパンチョで感じる、レッドオーシャンでの生存戦略

お昼に好きなものを食べると、テンションがあがります。



食べたいもの、出会いたいものに巡り合うのは難しい


仕事をしていると、お昼に何を食べようかなと考えることが多々あります。

ご飯系か、麺類か、パン系を食べるかなど。

なかなか、食べたいと思う飲食店を見つけるのは難しいなと感じます。

また、好きな飲食店でも近くになかったりや、じぶんが行くルートにないと行くことも難しいものです。

そんななか、わたしは、ガッツリ系の食べ物にひかれます。

以前勤めていた税理士事務所の近くには、「まさにこれっ」といったB級カレーのお店がありました。

味は一流ではないのかもしれませんが、大盛りの量が完璧で何度も食べたくなる庶民の味。

惹かれる飲食店の王道といった印象でした。

多いときは、週に3日は食べていました。

そのお店は、男性サラリーマンやガテン系の人がよく来ていて大盛況といったお店。

繁盛している理由が、よく分かるお店でした。

さらに食べたいもののなかで、パスタを外で食べる難しさがありました。


何度も行きたくなるお店の要件はがっつり系


いままで、パスタは外で食べるときにおしゃれだけど、量が足りなく、また値段と相応な感じがしないという印象があるものでした。

以前にあるひとが、

「ラーメン食べに行くのと比べると、パスタは割高だと思えるお店しかない。」

と言っていたことがわたしのなかで、非常に印象的でした。

たしかに、ラーメンやうどんなどと比べると、パスタは敷居が高い食べ物のように感じます。

わたしも、そのような印象でいました。

それが、スパゲッティのパンチョに出会ってから、「これだ。」

となりました。

スパゲッティーのパンチョは、ナポリタンがメインのお店で、麺は好きな太麺、そして量が多い。

内容量も同一価格で、小盛りの300gから、大盛りの600gまであります。

さらに値段は変わりますが、大盛りのうえに、兄貴(1.2㎏)、番長(1.6㎏)、星人(2.3㎏)と普通のパスタ屋では食べられない量のメニューがあります。

「ガッツリパスタが食べたい。」

そして、庶民的な味。

変にカッコつけていないところがお気に入りです。


レッドオーシャンの市場でも生き残れる場はある


飲食業界は、店舗数も多く、レッドオーシャン市場です。

そんなレッドオーシャン市場でも、顧客のニーズを捉えきれていないということがまだまだあるのです。

数十年、外でパスタを食べると上品だけど、量が少なく、求めていないおしゃれ感のところしか見つけられなかった。

そのなかで、なんとなくパスタというのは、外でガッツリ食べられるお店はないものだと考えていました。

スパゲッティーのパンチョは、モチモチの太麺で、大容量。

味も気取っていなくて、入りやすい。

イタリアンでパスタというと、敷居が高く感じられますが、この戦略で戦わないと決めることで生き残る場所を見つけてるのだなと感じます。

ニーズを満たしてくれるお店に出会うと、まさにこれだ幸せになりますよね。

どの市場でも、だれかが潜在的には思っているけど、まだまだ世の中に無いポジションというのは、存在するんだと学ぶことができました。

どんな市場でも、席が空いていないレッドオーシャンという市場は存在しないと感じます。

その空いている席を見つけるのが、商売の楽しみのひとつかもしれません。


【おわりに】

スパゲッティーのパンチョが近くに出来たら、もっと頻繁に行けるのに。

次に行ったら、いつも食べてる大盛りじゃなくて、兄貴に挑戦してみようかな。


【一日一新】

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