ひとり税理士の状態から、人を雇おうと考えるときはあるのか

わたしは、ひとり税理士に誇りを持っていて、あえて人を雇っていません。



人を雇いたいと思うときはある


いま現在、ありがたいことに勤めていたときよりも収入は多く、仕事もあると言う状態です。

仕事があり、スケジュールも埋まっていて、時にはかなり時間に追われているなという感覚もあります。

それは独立したことで、雇われていたときの担当者という仕事に加えて、細々とした買い物や作業があるためということも多いです。

そういった、事務作業や郵送作業などを誰かがやってくれたら、楽だろうなということを思うときもあります。

また、ひとりだと会話をしないという寂しさがあるので会話をしたいという人恋しさもあります。

いま現在、経営的にも人を雇える余裕はある。

すると、事務作業や寂しさを埋めるために人を雇おうかなという瞬間が、あるかなと感じることもあります。


なぜ人を雇わないのか


ひとを雇いたいと思う瞬間があるのに、なぜ人を雇わないと決めているのか。

人を雇うことが、税理士事務所経営の王道なのに何故なんでしょう。

その一番の理由は、人に仕事を任せても、望んだようなパフォーマンスをしてくれるわけではないと考えているからです。

独立をして感じるのが、仕事用品にしても愛着度合いがぜんぜん違うということ。

勤めていると気に入らないもの、使いにくいものでも使わなければいけません。

しかし、独立をしていると、じぶんが使いたいものを予算の範囲で使えるので、大切に使おうという気持ちの次元が異なります。

雇われた人が、わたしと同じ熱量で仕事をし、仕事用品に愛着を持つかといったらそれは無理だと思います。

わたしが使っているものは、じぶんのもの。

でも、雇われている人は所詮は他人のもの。そこに同じように愛着を持てというのはおかしな話しです。

この熱量の違いは、勤めている人とじぶんで経営している人ではかなり違うことになるなと、独立するとより感じます。

また、事務作業に関しても、郵便はWebゆうびん。

FAXは使わない。

電話も固定電話は使わず、050plus

データはすべて、Dropboxでいつでもどこでも取り出せる状態。

寂しさはradikoが絶妙に埋めてくれます。

すると、やはり人に任せるという仕事がほとんどないなということになります。

人を雇い任せると、テクノロジーの進化を体験しようという気持ちも退化するような気がするので、さあ雇おうという考えになりません、


今後、ひとを雇うことがあるのか


ひとりで経営をしていて、一番いい面は時間を支配できるということです。

1日に8時間働くとしても、勤めている場合では、9時から18時のように連続して働かなければなりません。

また、やることがなくてもやっているアピールも当然しなければなりません。

これが、ひとり会社だと、連続して8時間働くということでなくていいということのメリットが大きいです。

仕事をし、ランチに2時間かける。ちょっと買い物にいく。

これは、じぶんが社長という立場でも従業員を雇っていると難しいことです。

この時間を支配できるメリットや、テクノロジーをどんどん活かしていこうと言う気持ちがなくなれば、人を雇うときが来るかもしれません。

しかし、いまの考えだと、ITなどのテクノロジーと違い、望んだパフォーマンスで働いてくれない人を雇うという感覚にはなりません。

それよりも、もっと最新の情報に触れ便利なものを体験していきたいと考えています。

安易に人を雇うという期待値にかけていると、RPAやAIが仕事に使える時代が来ているのに、その時代気が付かなくなります。

人を雇うことが経営の王道だと考えていると、その商売が成り立たなくなっていることに気が付かなくなることもあるでしょう。


【おわりに】

カップヌードルの肉だしうどんがおいしいです。

Amazonのセールで、期待せずに買ったのですが、さすが日清だなといった印象です。


【一日一新】

カップヌードル 肉だしうどん

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