数字は、その数字だけを見ていても、いまいちよく分からないということが多いと思います。
数字のインパクトは、とてつもない
新型コロナウィルスが猛威を振るっています。
感染者数は、アメリカが多く、死亡者数はイタリアが多いという報道がされています。
この数字を見ていると、世界最大の経済大国アメリカは大丈夫なのかと感じますよね。
ただ、アメリカは人口が多いから感染者数が多いのではないか、ということが考えられますので、人口当たりでも数字を把握してみる必要があります。
一万人当たりの感染者数でみると、アメリカが世界一多いという訳ではないことが確認できます。
テレビを見ているとアメリカは大丈夫なのだろうかという報道が多いのですが、人口の絶対数が多いため、感染者数は多いということが推測されます。
一万人当たりでみると、ルクセンブルクよりかなり少ないということが理解できます。
当然、感染者の絶対数ではアメリカは、世界一の感染者数に上っているので、各種の問題が出てくるということになるのでしょうが、一万人当たりという比率としては、決して世界一という訳ではないということが確認できます。
数字は、常に絶対額と比率で確認する癖をつけるべき
数字には、とてつもなくインパクトがあります。
新型コロナの感染者数が日に日に増えていくことには、恐怖感があります。
しかし、数字を見るときには、絶対額と比率で確認するという基本を常に意識をして、数字を見るべきです。
そして、数字は比較をすることです。
ただ、数字を出すと多いのか少ないのかの判断はできないと考えるべきです。
たとえばインフルエンザは、一週間にどのくらいの人数が感染するのか。
その数字と比べてみて、新型コロナはどの程度のインパクトがあるのか。
当然、比較になりない得ない数字というものもありますが、数字は比較をすることで現状の把握がしやすくなります。
数字は絶対額と比率で確認する。
そして、比較をする。
これによって、数字の意味することを捉えやすくなります。
【おわりに】
この数字を見くらべていく中で、一万人当たりの感染者数が7.27人というのが、多いのか少ないのか分からないという部分はあります。
それに関しては、医療の専門家の意見を確認しないと分かりませんが、絶対額と比率で数字を確認するという方法で数字を見ると、報道されている印象と違った意識を持つことができます。
【一日一新】
まいばすけっと 総菜