「仕事は、人に任せて一人前。」
仕事や組織、チームを運営するにあたってよく言われるようなこの言葉。
本当にそうなのでしょうか。
偉くなるということは、人を使うということなのか
組織の中で偉くなれば、「現場から離れて人を管理するのが仕事。」
「現場に居続けるだけでは、一人前とは言わない。」
「中間管理職や組織のトップというのは現場にはいないものでしょ。」
だから偉いのだと。。。
組織を構築するなかで、何百人の組織や何万人の組織であれば、
「経営者がいちいち現場に出ることも難しい。」
ので、経営判断という方向性を持つ仕事をする人も必要になりますよね。
しかし、日本の多くの企業や組織の人員は、おおむね数人から数十人ということになっています。
これくらいの小さな組織で、トップにいる人が現場に全く出ず、
「じぶんが出来る仕事を任せ、じぶん自身は他の仕事をする。」のではなく、
「じぶんが出来ない仕事を、ただただ他の人間に押し付けている。」
というようなことがあれば、その組織は成長は望めないでしょう。
仕事とは、「じぶんが出来るからこそ、他の人間に任せ、じぶん自身は更にステージの高い仕事をする。」ということだとおもいます。
じぶんができない仕事を他の人間に振っていたのでは、その他の人間(意識をもった人間です)は去ってしまう場合が多くなるのではないでしょうか。
人は裏切りもあれば、疲れもする
任せていた人間が仮に裏切った場合には、じぶんが出来ない仕事を任せていた場合は大変です。
その仕事は当然できなくなりますし、お客さまへの信頼や収益を失うことになります。
任せていて、その任せていた人間から搾取するようなかたちで組織運営をしていた場合には、その組織の存続すら危ないです。
多くの組織では、上に立つ人間ができないことも、その下にいる人間に押し付けている様な事が多く感じられます。
その上、経営者であるじぶんが出来ないことを下の人間に押し付けて、さらにできないことに対して怒ったりする。
そういう状態であれば、その下についていた人もその上にいる人間に対して、面従腹背ということにもなってしまいますよね。
根本的には、やりたいことを収益化して、仕事にする
仕事とはそもそも、「やりたいことを収益化して、商売にする」ということだとおもいます。
いまやりたいことを仕事にすることで、やりたいことで稼げますし、将来やりたい仕事を徐々にやることで収益化を図り仕事をする。
それによって仕事を誰かに任せなくてもすみます。
むしろ人に任せることよりも、自らがその仕事をしたくてしょうがない状態になる。
こうすることによって人に任せることもないので、生産性も高くなり、精神的にも安定する場合もあるのではないでしょうか。
また、現代はデジタルを活かすことで、人を使わなくてもできてしまうことが多い時代でもあります。
郵便が苦手であれば、Web郵便を使う手もありますし、サーバーはクラウド上に置くことができます。
会議や打ち合わせもZOOMなどでやり取りすることができる。
誰かにやってもらうだけでは、成長もないでしょう。
「いやいや、人に仕事を任せるのが偉いんだ。」
その様な考えの人間や組織の世の中は、より淘汰されていくと感じます。
そういう時代だということに気づくことも大切です。
じぶんがやりたいこと、出来ること、出来るであろうことを協力してやる。
これがかっこいい働き方になるのかなとおもったりしています。
【おわりに】
動画配信は、本当に便利なサービスです。
CS放送やテレビ放送だけだっとときには、見逃したらレンタル店に足を運ぶしかなく、結局見ることもなかったようなものも見ることができます。
小学生の頃に少し見ていた、ハイスクールミステリー学園七不思議なんてもう一生見ることができないと思っていたのにHuluで見れるなんて。。。
【一日一新】
とあるお店のカルボナーラ