どれだけ売上が見込めようが、客観的な質が担保されていようが、資格がなければならない仕事があります。
資格がなければならない仕事として、医者や弁護士、税理士、美容師などさまざまな仕事があります。
一定の資格には、試験があり難易度が高いものは、人生をかけなければならないほどの難しさです。
資格業の勝利の方程式は、規模の拡大⁉
資格を必要とする職業は、従業員を多く雇い、顧客を数多く囲い、支店を多く出店しというのが成功のバロメーターだったりします。
たとえば、税理士業であれば、クライアントが何件あるか、従業員を何人雇っているかが成功の度合いを表すものとなっています。
ただ、そんな業界の闇としては、従業員を見習いとして安く雇い、長時間拘束し、クライアントのためと働かせているので質が高くないというのが多くの現状です。
格安の税理士事務所であれば、打合せ等は基本なく、会計処理も担当がコロコロ変わるようなことも多いです。
規模の拡大だけが、勝利の方程式ではない
私の税理士業界の常識を変えたのが、税理士の井ノ上陽一さん。
私が初めて知ったのは、2013年のことでした。インターネットで、税務情報や税理士業界のことを調べている中でヒットしました。
当時の私は、安く従業員を雇い、人生をかけている経営者に対してたいした役にも経たないような、事務屋として働いている税理士業界にちょっとした停滞感を感じていました。
ITは詳しくないし、非効率な業務の数々。何とかならないものかと、悶々としていました。
そんな時に、井ノ上さんのブログやメルマガが毎日更新されているのを知り、その日から毎日毎日チェックをしています。
井ノ上さんの書籍は全て読んでいるのですが、衝撃だったのが一人税理士の仕事術という本。
従業員を多く雇い、クライアント数を多くしてという税理士業界のいい意味での逆を行っていて、税理士という職業が進化してます。
私自身が、安く適当に仕事をこなすという税理士業界の常識が好きではありませんし、世の中のIT化やRPA、AIと進んでいるのにそれを活かせないのがつまらないという感覚があります。
仕事とは何かのプロジェクトに本当のプロが集まり、そのプロジェクトが完了したら、また新しいプロジェクトに参加して、自分の実力を発揮する。
というのが、プロとしての働き方で、決して多数の従業員の中で働いているから、プロになれるというものでもないと思います。
井ノ上さんのIT関係のリテラシーや人生における考え方。そして働き方。全てが私の周りにいる税理士とは次元が違うところにいるのが、勉強になります。
何よりも税理士業界に日々感じる閉塞感を井ノ上さんに、打ち破って貰っているような感覚すらあります。
直接出会ったことは、ありませんんが私の税理士業界の指南役として、今後も動向を伺っていこうとおもいます。
【おわりに】
税理士試験は、ここ数年残り1科目を取れれば、税理士なるところまで来ています。
そんな中で今年の試験に受かって税理士として独立をしたかったのですが、試験に落ちてしまいました。
資格を持っていない歯がゆさと、井ノ上さんにも会いに行けない歯がゆさが、しんどいです。
2019年には、税理士試験に合格し、資格を持ち、税理士試験という壁を超えていきたいです。
私も、税理士に早くなり色々と実践をしていけるように、まずは2019年に税理士試験に受かり、税理士のスタートラインに立てるようにします。
井ノ上さんは、この12月にも新刊を出しています。
【一日一新】
ポケットモンスター ウルトラサン