融資詐欺は身近に潜んでいたりするので注意をしていくべきだといえます。
銀行融資詐欺はある
「銀行から融資を受けられる手はずだったのに。。。」
「L/C(貿易取引における資金調達の方法)の枠が貰えるはずだったのに。。。」
「金利が安くなるはずだったのに。。。」などというような聞いていた話と違ったという融資詐欺は世の中にあったりするものです。
それこそ、世の中には「じぶんのツテなら。。。」などといった金融ブローカーのような自称資金調達のプロで溢れているともいえるかもしれません。
なので「資金調達における詐欺行為に暗躍するひとは一定数存在する。」といったことを頭の片隅に入れておいた方がいいといえます。
融資詐欺に引っかからないようにするには
融資詐欺に遭ってしまうと、資金繰りだけではなく精神面でも大ダメージを受けてしまうものです。
なので、融資詐欺に遭わないために気をつけるべきことを挙げていきます。
融資の相談はまず銀行にする
資金調達を行おうと考えた際に、
「銀行から融資を受けるのはハードルが高そうだから銀行には相談しない。」といったことを思ったりもするものでしょう。
たしかに、銀行融資というのは世の中にある多くの資金調達方法からするとハードルは高いほうだといえます。
少なくない資料を求められるものですし、業況や資産、負債の状況について根掘り葉掘り銀行員に質問されることがあるものです。
だからか「銀行に相談しに行くのは。。。」とも考えるのは理解できるといえます。
ただ、銀行で融資を担当している銀行員のなかで融資の話を受けて嫌な顔をするひとは少数派だといえるものです。
どちらかといえば「融資の実行金額や実行件数を少しでも多く。」といった営業担当のような感覚を持って仕事をしているといえます。
なので、資金調達を考えているのであれば、まずは銀行に相談へ行ってみましょう。
たとえ銀行に相談へ行って無愛想な対応をされたからといっても、他の銀行で同じような扱いを受けるとは限らないのでいくつかの銀行へ行くつもりのスタンスでいくべきだといえます。
いくつかの銀行に相談しに行くことで、融資が受けられる場合もあったりするものです。
そんな融資の相談は、会社や自宅の近くの信用金庫や日本政策金融公庫をベースに行なうといいといえます。
銀行員に相談することで融資詐欺に遭う可能性は低くなるといえますし、
腕のいい銀行員が担当になった場合には「どうすれば銀行融資が受けられるのか。」といったことを親身になって教えてくれることもあるものです。
先に資金を支払うことはない
銀行融資を受けようとした際に「先にお金の支払いがある。」ということは、ほとんどないものです。
先に支払いがあるとしたら、銀行融資のサポートを受けるために税理士やコンサルタントに手数料を支払うくらいだといえます。
なので、コンサルタントなどへの支払いを除けば、
「先にお金を支払うことによって融資が受けられる。」といった融資商品は真っ当な金融機関にはないといえます。
「信用保証協会に支払いが必要らしい。。。」
といったようなことを言われたりしたひともいるかもしれませんが、融資が実行される前に信用保証協会がお金の支払いを求めることはないものです。
「預託金として信用保証協会に保証金を積む必要がある。」というのも詐欺だといえます。
たしかに、信用保証協会協会を付けた銀行融資には信用保証協会に対して信用保証料を支払う必要があるものです。
ただ、その信用保証料の支払いは「銀行融資の実行とともに天引きされる。」というように、融資を受けた金額の中から支払うことになるので、先に支払うかたちではないのです。
また、銀行融資の形態によっては手数料が必要な場合もあるものですが、その手数料の支払いも融資とともに同時決済になるので先払いではないといえます。
もし「融資を受けるためには先に支払いが必要。」と言われたら、それは融資詐欺かもしれないと踏みとどまりましょう。
担当の銀行員が「融資をする前にノンバンクの完済をして欲しい。」というのは、
詐欺ではなく信用保証協会が融資の条件として指定することもあるので、この場合は詐欺だとは考えなくていいといえます。
おそらく銀行員から「融資は実行できるので先にノンバンクの完済を。。。」ということを言われたりもするかもしれません。
タイミングを意識する
融資詐欺に引っかかってしまうというのは、追い込まれた状況になっているからだといえるかもしれません。
「もう、うちの業績だと銀行からなんて融資を受けられないよ。」といったように。
たしかに、あらゆる融資形態の中でも銀行から融資を受けることは難易度が最も高いといえるものです。
カードローンなどの手軽さと比べたら銀行融資は手間ばかりだといえるでしょう。
ただ「銀行からなんて融資を受けられないよ。」といったような状況にしないのも事業を営む上では必要なことなのです。
銀行融資というのは「返済可能性が高いから受けられる。」といったものだといえます。
そんな「ここは返済可能性が高い!」と銀行に認識してもらうタイミングというのは、決算書が黒字のときだといえるでしょう。
また、まだ決算書ができあがっていない創業1年目であれば試算表が黒字のときか試算表すらもできていない創業直後のタイミングだといえます。
そうにも関わらず「まだ自己資金でいけるから。」
「いまは黒字だから銀行融資なんて必要ない。」といったようなことを考えすぎているので、銀行融資が受けられるタイミングを逃してしまうのです。
「決算書の内容がもう少し改善するのを見たいので、次の決算が終わったらもう一度来て貰えませんか。。。」
という言葉は銀行員としても言いたくないものですが、言わざるを得ない場面もあったりするのです。
などということを銀行員に言わせてしまうタイミングで銀行に行くから、銀行融資が受けられず融資詐欺に引っかかってしまうともいえます。
「事業の調子がいいときにその調子の良さのまま銀行に融資を申し込む。」ということを実践して資金調達のタイミングを逃さないようにしていくべきなのです。
まとめ
融資詐欺はわりとあるので、気を引き締めていきましょう。
【おわりに】
週末にやってみた「SILENT HILL: The Short Message」(PS5)というゲームと「パラノマサイト FILE23 本所七不思議」(Nintendo Switch)というゲームがおもしろいです。
どちらもホラーゲームでまだ触りしかやっていないのですが、おもしろいです。。。
「龍が如く」もやっと8に追いついたのですが、おもしろいです。。。
すべて夏頃までにはクリアしていく予定でぬくぬくやっていきます。
【一日一新】
マクドナルド たまごダブル