「あの頃も夏は暑かった。。。」という銀行員時代のおもひで話を。。。
フル装備でスーツを着ていた
「昔は、いまほど暑くなかった。。。」などと言われる日本の夏。
とはいっても、わたしが銀行員だった頃の夏もめちゃくちゃ暑かったものでした。
気温が連日30℃を超えていても、
「ネクタイをビシッと締めてスーツをフルで着る。」ということを義務付けられていたからかもしれません。
それこそ「銀行員だから札勘定は得意でしょ。。。」などと、
取引先の葬儀があろうものなら、真夏の暑さに耐えながらフル装備のスーツを着て受付や札勘定を行なっていたものです。
その受付をやることで、そこそこの金一封を貰えたりもしたのでいい思ひ出だったともいえますが。。。
だからか「真夏にスーツなんて。。。」と、夏の暑さには苦い思いを抱いていたものです。
なので「クールビズで。。。」という指示が来た年からは、率先してノーネクタイ・ノージャケットを実践していたものでした。
(クールビズのはじめの頃は、まだフル装備のスーツを着ている銀行員もちらほらいた)
夏のスーパーカブには爽快感はない
役職がついていないヒラの銀行員の主な移動手段といえば、
「HONDA Super Cub50。」といった原付バイクが定番だったりしたものです。
そんなスーパーカブは慣れてくるほど、
「ロータリー式の方がやっぱり速いんだなぁ。」などと謎の楽しさを感じて運転をしていたともいえるかもしれません。
ただ、スーパーカブでの移動は「夏の雨の日。」には、かなりの湿気と暑さのダブルパンチだったといえます。
それこそ、クールビズが始まる前までは、
「フル装備のスーツの上に雨具を上下着る。」という状態だったので、頭がクラクラしながら運転していたなぁと。
だからか「こんな日に外回りしなければならないなんて。。。」と夏の暑さと雨を恨んでいたといえるかもしれません。
また、スーパーカブは50ccなのでそれほどスピードも出せず「走っているときの爽快感。」などは夏に感じることができなかったものです。
「空気がぬるぬるだわぁ。」と。
なので「コンビニにアイスを食べに行こう。」などという回数も少なくなかったものでした。
冷たい飲み物が出てくる取引先は天国だった
「夏の暑さ。」にやられている銀行員からすると取引先の冷房が効いたオフィスは天国だったといえるかもしれません。
それこそ「コーヒーとかよりも炭酸とかの方がいいよね。」
「そして、まずは水飲みな。」といった気遣いをしてくれる取引先などは、
「この会社は何があってもじぶんが資金繰りを支えよう。」などと思っていたものです。
「夏なのに飲めないほどの熱いお茶を出してくる会社もあるんだよなぁ。。。」などと感じながら。
なので、夏に銀行員が訪れてきた際には「冷たい飲み物を出す。」とすると銀行員の印象も良くなったりもするものです。
コーヒーだと「さっき、コーヒー飲んだからかやたら喉が渇くなぁ。」などと、
打ち合わせ後に銀行員は感じていたりもするので、冷たいお茶や炭酸の方が喜ばれるといえるかもしれません。
そんな暑い夏にそれほど爽快感のある乗り物ではないスーパーカブでやって来る銀行員。
その事情を汲み取って夏の暑さを和らげるとするだけでも、銀行員はその会社のファンになったりもするといえます。
まとめ
夏の暑さにやられて、ひとの対応の熱さが心にしみた銀行員時代のおもひででした。
【おわりに】
クロワッサンが日本一のおいしさだった、たまプラーザ駅近くのパン屋「ラ・ベルコリーヌ」。
このブログを書いている本日(2023年7月17日)閉店してしまいました。。。
最後の3連休は、開店直後から見たこともない行列でクロワッサンは早々に売り切れて食べることができなかったという。。。
ただ、店主の方の引き際の美しさと行列に驚いている姿は目に焼き付きました。
【一日一新】
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