銀行口座は複数持つ。危機時こそ経理が活きてくる

いざ事業を始めても、経理や税金の申告はできればやりたくないことだと思います。



経理で経営を管理する


経理は、経営管理を意味するものだと言われています。

事業というのは、自分自身の商品を売り込みたい、世界のどこにもないサービスを売り込みたいという気持ちで始めることが多いと思います。

いわゆる攻撃がメインになるということです。

しかし、事業を営むということは攻撃も守備をすべて行わなければなりません。

外部に対しては、明確な違いを売り込まなければなりません。しかし、内部ではオーソドックスな組織作り(たとえひとり会社でも)が必要になります。

攻撃が、マーケティングや営業。

守備は、経理や財務。

毎日、経理を行う

守備面になる経理が面倒に感じる理由は、何をしていいのか分からないということ。

そして、優先順位がマーケティングや営業と比べると、下がるからと考えているからかもしれません。

そのなかでのコツは、毎日やること。

分からないからと、経理をやらないとどんどん分からないことが増えていってしまいます。

これを毎日やると決めて行っていくと、慣れてくるので自然と習慣化されていくことになります。

慣れてくれば、気が重くなることも少なくなりますし、分からないことも減っていきます。

銀行口座を複数もつこと

いざ経理を毎日行っても、その経理があっているかどうかが分からないということも多いと思います。

毎日経理を行うことは、重要なことです。

それとともに、銀行口座を複数持つということも必要な経営管理になります。

自身がないまま、経理を行っているとあっているのか、儲かっているのかが分からないということもあると思います。

経営状態を、感覚で理解するのではなく、お金で管理する。

そのためには、銀行口座を複数もつということが必要になります。

まずは、売上の入金がある銀行口座。最低でもこのような銀行口座を作っているはずです。

最低限他には、儲かった利益を入金して、貯蓄しておく銀行口座。この口座を作っておくと今いくら儲かっているのかが、実際のお金を通じて認識しやすくなります。

また、利益が出ていると税金がかかるので、税金支払い用の銀行口座も持つ。

このような口座を持っていれば、税金の支払いに慌てることは無くなります。

法人であれば、利益の30%ほどが法人税としてかかってきます。また消費税もかかりますので、消費税分もその銀行口座に入金しておくといいでしょう。

他にも、給与支払い用の銀行口座や、銀行借入返済用の口座などもあるといいかもしれません。

入るを図りて出ずるを制す

どれだけいい製品を開発しても、素晴らしいマーケティングが行なえても、資金が尽きてしまったら潰れてしまいます。

自分が行なっている事業に自信があるならば、潰してはいきません。世の中に広く認識してもらい、自分と合う顧客にサービスを提供すべきです。

そのためには、製品やサービスはピカイチなのに、資金サイトの見誤りや、経営管理のずさんさでつまずいては、社会にとっても大きな損失です。

徹底的に経営管理を行い、自社を必要とする顧客を見つけていきましょう。


【おわりに】

いまのような状態だと、助成金等も含めて経理の重要度を認識されているかもしれません。

毎日行っていけば、習慣化されていくので、毎日経理を行うということが一番重要なことです。


【一日一新】

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