「経理を行なっても売上は増えないから、じぶんでやるなんて時間のムダ。」
などということを考えるかもしれませんが、経理を行なうことで増えるものはあるものです。
経理をやっても売上は増えない
「経理をやると売上UP!」と聞いても、
「経理をやったって売上が増えるわけない。。。」などと考えることもあったりするものでしょう。
たしかに「じぶんで経理を行なったからといっても売上は増えない。」といえます。
それこそ「経理で売上UP!」などという言葉にはわたしも違和感を持ってしまうものです。。。
なぜなら「売上を増やしたい。」と考えている場合には、
「経理をやるよりも日々営業活動を行ないながら、目の前の仕事に対して手を抜かない。」ということの方が大切だといえるからです。
なので「経理」を行なったからといっても売上が増えるわけではないですし、
「経理を行なうと売上が増える。」というキーワードを見た際に覚える違和感は一流の経営者の証だといえるのかもしれません。
経理を行なうと利益やお金が増えることはある
「経理をやっても売上が増えないんだったら、なおさらじぶんで経理をやる必要はないじゃん。」
などということを感じるものかもしれません。
たしかに、事業が売上だけで成り立つならば「経理をじぶんで行う必要はない。」といえるでしょう。
とはいっても、経理を行なうと「利益の構造や預金残高。」を把握しやすくなるものです。
「営業活動に力を入れていたら実は赤字受注だった。。。」といったことや、
「利益は出ているけど支払いと入金の時間差のせいで資金が底を尽きそう。。。」などといった事態は、経理を行なうことで避けられるといえます。
そして「事業を永く続けていくためには利益管理と預金管理は要となる。」といえるものです。
なので、経理を行なっても売上が増える可能性は低いかもしれませんが、
「事業を続けられる可能性は増えていく。」といえるでしょう。
経理の習慣が時間を増やす
じぶんで経理を行なう際には「経理を行なう時間をつくる必要がある。」といえます。
その「経理の時間」は経理を習慣化するためにも日々つくったほうがいいものです。
そして、経理をじぶんで行なってみると、
「1日のスケジュールのなかでどこを経理の時間にするか。」というように時間管理力も増していくといえるでしょう。
また、経理を習慣にできるとじぶん流の経理効率化も身についていくものかもしれません。
- 領収書を紙にわざわざ貼らない
- 領収書ではなくレシートだけを貰う
- 会計ソフトに入力せずにExcelに入力して会計ソフトにインポートする
- 預金口座やクレジットカード、売上などをクラウド会計と連携する
- クラウド会計を使わなくても、データをCSVにして会計ソフトにインポートする
- レシートを写真に取って会計ソフトに連携させる
などというように、経理に時間をかけることも少なくなるといえます。
なので、経理を行なうために磨かれた「時間術や効率化のスキル。」よって、さらに事業の体力が増えていくことはあるかもしれません。
まとめ
売上は増えないかもしれませんが、経理を行なうことで増えていくものはあるはずです。
【おわりに】
少し前に『山口翔税理士事務所』と事務所名入りのオリジナルポロシャツをつくってみたのです(オリジナルプリント.ipというサイトで)。
今日着てみて仕上がりは満足なのですが、さすがにもう半袖は寒いなぁと。。。
【一日一新】
東名川崎ICの休憩スポット