独立を考えるときに、経験年数は関係ない

まだ、経験が足りないから独立するのを、もう少し待とうと考える気持ちはわかります。



経験値が完璧に貯まることはない


あとこれと、それが出来るような状態になったら、一人前になれる。

だから、そうなるまで独立待っておこう。

独立をするとなると、その仕事を覚えて実践できる能力に加えて、お客様を探す営業や事務作業も行わなければなりません。

すると、勤めている状態での経験値では、独立に必要なスキルが完璧に貯まることはありません。

勤めいて一人前になったと思っても、じぶんで経営戦略を考え実行し、そして修正していく。

このような経験は、独立するからこそ得られるものです。

独立を考えているけど、独立できる経験値が貯まるまで待とうという考えでは、いつまで経っても独立することはできません。


起業・独立をしたいと思ったらすぐに独立しよう


独立するのをまだ待ったほうがいい、という言葉を掛けれくれる人も周りにいるかもしれません。

しかし、独立ができる条件が整っているのであれば独立すべきです。

やりたければ、やりたいときにやる。

そのタイミングを逃すと、人生のチャンスを逃してしまいます。

そのために独立する準備をしておく。

しかし、どれだけ独立に向けて準備をしていても、本番にはすべて使えるわけではありません。

また、「独立を待て。」

という声を掛ける人が、どのような人かもよく見るべきです。

わたしが、独立を考えているときにも「もう税理士は食べていける時代ではない。」という言葉を、浴びて来ました。

それも、税理士資格を持たない税理士事務所の職員にです。

そのような独立後の世界が見えていない人のアドバイスは聞き流して大丈夫です。

独立をしよう。

そう考えたら、それが独立をする絶好のタイミングです。


独立したら、視野は広がる


独立すると、勤めていたときとは視野が変わります。

じぶんが得意とする分野のお客様はどこにいて、そのお客様にどうアプローチしていこうか、ということを考えることになります。

それを考えたあとに、すぐに実行が出来るというのは独立の大きなメリットです。

いちいち稟議を通して、時間を浪費する必要もありません。

また、独立するハードルは下がってきています。

経営はひとりでできる時代になっています。

いまや中途半端に人を雇い、組織化の方をする方が動きが遅くなり、事業が息詰まる可能性が高くなっています。

社内政治に時間を割かなければならなくなるよりは、お客様が求めているものを探し続け、じぶんの競争優位性を磨いていくべきです。

ITやAIなどを活かして、ひとりでも数万人分の仕事ができる時代。

どぶ板営業だと、1日に数十社の営業が限界ですが、ITを使うことでそれを上回る未来のお客様にアプローチをすることもできます。

独立を考えているならば、独立をすることが一番経験値が増える選択肢になります。


【おわりに】

雨が降っていると自転車に乗る機会がありません。

せっかく自転車を買ったのに、事務所に行くために毎日乗れないなんて。。。


【一日一新】

沼部のかに玉

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