音楽マンガを読んでいると、いつも「ソラニン」という音楽マンガを思い出し、Rotti(宮崎あおいさん)のソラニンをひたすら聴いているというお話を。。。

好きなジャンルのものほどマンガで読むのがつらい
「マンガと本だと、どっちが好き。。。」という質問があったとしたら、本だと答えるものです。
本の方が情報量も多く、早く読めるからだともいえるかもしれません。
また、マンガには「好きなジャンルのものをマンガで読むのも苦手」だという感覚もあったりするのです。
たとえば、好きなジャンルのひとつがサッカー。
世界最高峰の舞台ともいえる、
イングランドのプロサッカーリーグであるプレミアリーグを20年以上観続けているものですし、サッカーを見る目だけはかなり肥えている感もあったりするといえます。
だからか、サッカーマンガは苦手なジャンルのひとつだといえるかもしれません。
「なんでそうなるかなぁ。。。」と、謎のサッカー通感をマンガに対しても醸し出してしまうから。。。
それでも苦手なジャンルなのに読み続けているサッカーマンガはあったりするといえます。
「監督が主人公。」というストーリーのGIANT KILLING。
Jリーグを舞台にして、選手ではなく監督が主人公という設定やモーニングという青年誌で連載されているため、おとな感があったりするのです。
また、一時期サッカー好きの方から「人生訓になるから読め。」と勧められまくりまくったブルーロックも連載で読んでいるものです。
「主人公の高校生が日本サッカー協会の強化指定選手に選ばれ、そのカリキュラムをこなし世界一のストライカーになれるのか。」といったストーリーのブルーロック。
「サッカーマンガ読んでんじゃん。」といっても、心の底からのおすすめマンガではないといえます。
ブルーロックは、
「シュートが毎回浮き球になっているのが気に食わない。。。」などと、変なサッカー通感を出してしまうので読みながらイライラしているといえるかもしれません。。。
「そんなシュート、キーパーが止められるっしょ。。。」という光景に対して、マンガにも関わらず突っ込んでしまうのです。
おもひでの音楽マンガ
サッカーマンガは「読んでいるとリアルのサッカーとのずれに発狂する。。。」と感じながら読んでいるといえるかもしれません。
とはいっても、サッカーと同じく好きなジャンルといえる音楽のマンガ。
音楽マンガに対しては「音が聴こえてこない。。。」と感じたりもするものですが、わりと好きなジャンルだといえるかもしれません。
「メタルをちょっとバカにしてるね。。。」とも当時感じましたが、
中学生だった主人公がギターを弾き、やがてフジロック(っぽい)音楽フェスに出演するといった内容だったBECKは学生時代の青春マンガのひとつだったといえます。
また、サックスに魅了された主人公が日本だけではなく、世界に羽ばたいていくストーリー展開を繰り広げるジャズを題材にしたBLUE GIANTにも魅了されています。
「シーズン1の終わり方が残酷すぎる。。。」
と一時期遠ざかっていましたが、映画をきっかけに戻って来れたものでした(残酷すぎる伏線もその後のストーリーで回収されつつある)。
さらには「ギターを購入した高校生が音楽とともに成長していく。。。」といった青春ストーリーな女子高校生が主人公の「ふつうの軽音部」にも不思議な魅力を感じているといえます。
絵のタッチがスキップとローファーに似ているからか、ほのぼの感を味わっているといえるかもしれません。
そして、いまはBECKの作者の方の新連載「THE BAND」にも魅了されているといえます。
BECKのように「主人公が中学生でギターに出会い。。。」というなかで、どのような内容になっていくのかが気になっているといえるかもしれません。
そして、いつもソラニンをおもひだす
そんな、音楽マンガのなかでも忘れられないマンガのひとつが、ヘヴィメタルを題材にした「デトロイト・メタル・シティ。」
「やっぱりデスメタルが世界最強でしょ。。。」といったことではなく。
「ソラニン」が忘れられないといえます。
大学を卒業して社会人2年目の主人公の芽衣子。
大学を卒業したあともバンドマンとしての夢を追う芽衣子の彼氏の種田。
「不条理に揉まれ、叶いそうで叶わない夢を追い求めて、人生はどこへ向かっていくんだろうという希望とも、虚無とも認識できない得体のしれない社会というものに向かっていく感覚」
という若い頃に味わっていた「どうやってこの社会で生きていけばいいんいいんだろう。。。」と考えていた感情がソラニンを読んでいると思い浮かんでくるのです。
マンガのストーリーにある「人生は何が正解で、何が幸せかもわからないけど。。。」という考えを巡らせながら迎える種田のバイク事故。
その不慮の事故をこころに抱えながら、主人公の芽衣子がギターを弾き始めて、種田のバンドメンバーとともにおこなう初めてのライヴで歌うソラニン。
「ぐっ。」と来てしまうのです。。。
宮崎あおいさん主演の実写映画もおもひでの一作だったことと相まって、劇中歌のソラニンがいまでも忘れられず、ときおりYouTubeで(海賊版)をひたすら聴いているといえます。
まとめ
ソラニンがやっぱり個人的ベスト音楽マンガであり、ベスト実写音楽映画かなぁと。
【おわりに】
「音程とリズムをキープできている」といったことが、歌を歌う際には大切なことだったりするものです。
ただ、それよりも「お腹の底から発声できているか」といったことのほうが大切なんですよね。
実写版のソラニンの宮崎あおいさんは、気持ちいいくらいに発声がしっかりしていて大好きでした。
【一日一新】
手打そば風來蕎の鶏そぼろ丼