「税理士さんがやっている節税策を教えてよ。」といったお話

「特別な節税策を教えて。。。」と言われたので、税金対策に関する考えを書いていこうかなぁと。


小田原駅前で鳥や猫や犬が暴れている(生成AIで通行人の方を変換してみました)。


まずは稼ぐ


「特別な節税を知ってるんでしょ。。。」といったことを税理士だからか聞かれたりする場面があったりするものです。

「それ教えてよ。」といったように。

そんな節税という名の税金対策。

まずは稼ぐことが重要だと考えています。

「月収30万円の給与で節税。」

「毎月赤字なのに節税。」

「税金を1円も払いたくないから節税。」といったことではなく、

「あぁ、税金ってひっきりなしに支払期限が来るわぁ。」と感じるくらいでなければ、税金対策についてそれほど考える必要はないといえるからです。

なので「節税を考えるよりもまずは稼ぐ。」ということに意識を向けているといえます。

個人事業主でも法人でも「毎月、利益で100万円は出る。」というくらいでなければ、それほど税金対策に時間をかける必要はないんじゃないかなぁと。



30万円未満は意識する


そのなかでも意識をする税金対策としては、

「30万円以上のものを買うと一括で経費にできない。」といった「30万円ボーダー。」だといえます。

少額減価償却資産といって、1個あたり30万円未満のものであれば「年間合計300万円まで」が中小企業者等だと一括で経費にできるといった税金の特例策。

「そろそろ基準金額を引き上げてよ。。。」と思わなくもないですが、1個あたり30万円未満といったお金の使い方は意識しているといえます。

だからか「PCは30万円未満のものを買おう。」といったことを考えているといえるかもしれません。

ただ「30万円以上のものは減価償却になるから会計期間のスタート時期に購入したほうがお得。」といったことは意識しないものです。

なぜなら「ほしいと感じたときに買うのが正義だから。」ともいえますし、多くの新製品は秋ごろに発表されるといった商習慣があったりするからです。

それを「秋に発売されたけど、個人事業主の会計期間のスタートである来年の1月まで待って買おう。」とはしないといえます。

なので「1個あたり30万円未満を意識するけど、発売直後に買う。」といった税金対策には向き合っているといえるかもしれません。

「必要かつほしいものが30万円以上だったら。。。」

と聞かれれば税金対策に関係なく購入するものですが「基準金額は30万円未満。」といったことには意識を向けているといえます。


iDeCo、小規模企業共済はやらない


「消費税を時限的に減税するくらいなら社会保険を削ったほうが。。。」

「社会保険の金額を半額にして、労使折半ではなく労働者だけの負担にすれば。。。」

「そもそも医療費は窓口負担を100%にして、病院には料金表提示の義務付けを。。。」といったように社会保険関係(年金や健康保険)には意見を持っていたりするといえます。

それこそ「社会保険料の会社負担がなくなれば、非正規雇用はかなり減るのかも。。。」ということも思わなくはありません。

などということがあるからか、社会保険に関しては見切りをつけているといえます。

見切りをつけているというのは「マイクロ法人」などと呼ばれるように、会社をひとつ運営してそちらで社会保険に加入するようにしています。

その会社での役員報酬は月額10万円。

「個人事業の所得と法人の給与(役員報酬)が合算されずに、法人の給与だけで社会保険料が決まる。」といったことを税理士業界に転職した際に知り驚いたものです。

「社会保険の制度設計に不備があるじゃん。」と。。。

そんな社会保険の制度不備に関しては利用しているといえます。

これは「法人税の申告はじぶんでつくれるから税理士費用の負担がない。」というひとしか難しいものかもしれません。

「でもそんなことをしていると、給与を抑えて社会保険を低くしていると将来もらえる年金は減るよ。。。」とは感じたりもするものでしょう。

なので「iDeCoや小規模企業共済に加入する。」といったことが、年金制度の穴埋めになると言われるのですがこれらも利用していないものです。

なぜかといえば「投資は節税を考えずに、じぶんのタイミングで、じぶんが選定した銘柄を売買するほうがすっきりするから。」だといえます。

たしかに、新NISAに関しては「節税効果もオルカン(emaxis slim 全世界株式(オール・カントリー)という投資信託)も買えるし。」ということで利用しています。

ただ、iDeCoなどよりはじぶんで株式投資をおこなったほうがパフォーマンスもよかったりするのです。

「株式投資で運用していたお金の一部をいますぐビットコインに。。。」といったことも、じぶんで運用している方がやりやすいといえます。

これも「ひとりで仕事をしていると、モニターの一部で株価チャートを頻繁に見ていてもだれにも嫌がられないから。」といった節税策だともいえるかもしれません。


まとめ


専門家だったとしても、それほど特別な裏技を使っていないものかもしれません。


【おわりに】

6万円で投資をしたビットコインが600万円になったときに「100倍だわぁ。」とほとんど売却したのです。

ここまで持っていれば200倍だったかと。。。

「じぶんで投資をしたほうがパフォーマンスがいい。」といってもそんなものだったり。。。


【一日一新】

Toffyでクレープづくり

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