なぜ銀行融資は担当する銀行員次第だと言い切れるのか

「銀行融資って対応する銀行員で変わるものなの。。。」ということはあったりするものです。


いいフライトになるかどうかもパイロット次第。


組織といっても所詮はひと


「あの会社はいい。」

「あの会社はダメだ。」というように組織そのものに対しての印象を持ったりすることはあるかもしれません。

「マクドナルドはどこのお店にいっても店員の方の対応が心地良い。」と感じますし、

「Amazonで買っておけば不具合が起きても安心できる。」といったことを感じていたりするものです。

などというように「組織全体に血が通っている。」という会社も世の中には少なくないのでしょう。

とはいっても、銀行ともなると組織全体に血が通っているとはいえないかもしれません。

「いやいや、何でそんな対応になるのよ。。。」と銀行に勤めていたときには折に触れて妙な対応をする同僚の銀行員が少なくなかったものです。



なぜ銀行融資は担当する銀行員次第だと言い切れるのか


「研修制度がそこそこ充実している。」ともいえるかもしれない銀行という組織。

そんな銀行だったとしても銀行員によって対応は変わってくるといえます。

提案する商品が違うから

銀行というのは規模によって取り扱える融資の実行額は変わってくるといえます。

なので「担当の銀行員が優秀でも対応できない。」という融資商品はあったりするものです。

地方銀行や信用金庫などで「TIBORスプレッドのプロパー融資5億円。」といったものは、かなりの難易度だといえるでしょう。

それこそ、対応するのは支店ではなく本店営業部などの対応となってくるといえるかもしれません。

とはいっても、多くの中小企業の場合には「担当する銀行員の力量によって提案する融資商品は変わってくる。」といえるものです。

腕の良くない銀行員が「証書貸付の信用保証協会付き融資一辺倒。」の提案になるところが、

資金繰り表を作成しての「プロパー融資の手形貸付。」といったことや当座貸越契約などを腕のいい銀行員の場合には提案してきたりするものです。

また、社長を銀行融資の連帯保証人として取る経営者保証も腕のいい銀行員であれば、そもそも取らないといったような融資商品の提案をしてくるといえます。

それこそ、日銀の利上げ以上に金利を引き上げてくるといったこともないといえるでしょう。

なので、提案する融資商品はいつも証書貸付の協会付きという場合にはいい銀行員だといえないかもしれません。

対応するスピードが違うから

「銀行って対応が遅いよね。。。」

「銀行融資って申し込んでからどのくらいの期間で受けられるの。。。」といったことを感じたりもするものでしょう。

たしかに、ノンバンクのように「即日融資。」とまでならないのが事業資金における銀行融資だともいえるかもしれません。

とはいっても、その銀行融資は対応する銀行員によってスピードはかなり変わってくるといえるでしょう。

たとえば、銀行員というのは銀行融資の案件を進めるためにはいくつかの資料を社長に依頼したり、自ら作成していたりするものなのです。

そのような資料は「1週間かかってもできあがらない。」という銀行員もいれば、申込みを受けたその日のうちに完成させるという銀行員がいたりするといえます。

すると「1ヶ月かかっても実行にたどり着かない」という銀行員もいれば、

「申込みを受けた5営業日後には金消契約を済まして実行まで持っていく。」という銀行員もいたりするといえるかもしれません。

「いまの銀行員は資料の依頼は一度だけで追加資料を求めてこないし、融資実行までのスピードがやたら速い。」というのは、その銀行員の腕がいいからだといえます。

なので「後追いで資料を依頼されるのは嫌だから、必要な資料を全部教えて貰える?」などと銀行員に尋ねてみましょう。

腕のいい銀行員であれば、融資商品ごとの必要書類一覧をまとめたメモを持っているものですし、社長に渡してくれたりもするものでしょう。

支店内、銀行内での影響力が違うから

銀行員というのは、組織の一員だといったことは理解ができているといえるかもしれません。

なので、社長のようにワンマンで強引に仕事を進めていくということは無理だといえます。

ただ、腕のいい銀行員であれば「関係各所の各銀行員に気に入られている。」ということがあったりするのです。

「支店長から一目置かれているから急に融資案件を止められることがない。」

「本部の融資担当に気に入られているから、イチャモンを付けられることがない。」

「信用保証協会の担当者とコミュニケーションが取れているから、提案した金額はスムーズに融資実行まで持っていける。」といったように。

などというように、支店内や銀行内部、ときには信用保証協会などの外部の人間にも影響力を持っているのが腕のいい銀行員だといえます。

そんな銀行員が担当した場合には、その銀行の規模にかかわらず社長が望むような対応を得られるといえるかもしれません。

「影響力がある銀行員の見極め方は。」といえば、

「支店長を打ち合わせに同席させる能力があるか。」といったことをひとつの指標にしてみてもいいものです。

支店長も腕の悪い銀行員の打ち合わせには同席したくないと考えるものですが、優秀な銀行員であれば積極的に同席を望んでいるともいえるのです。

だからか「支店長を連れてきてよ」といったことを聞いてみるのもありでしょう。

じぶんの会社の業績が新規融資を受けられないほど悪い状態でなければ、その銀行員は支店長を連れてくるともいえるものですから。


まとめ


「担当によって変わる。」というのも銀行融資にはあったりするものです。


【おわりに】

昨日まで2泊3日で北海道に行ってきました。

そして、北海道のコンビニ、セイコーマートが大好きなんです。

そんなセイコーマートで「梅ソーダ」を買い忘れてきたので、妻の実家の近くにある埼玉県のセイコーマートに近々行こうかなぁと考えていたり。。。


【一日一新】

オシンコシンの滝

知床国立公園

知床展望台

網走監獄

女満別空港

トリトン 三輪店

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