「固定残業代80時間分で初任給40万円。」などと、始めから残業することが織り込まれている状態で生きていくのはなしでしょと。。。
残業80時間分織り込み済み
「初任給一律40万円。」というのは、そこそこのインパクトがある数字だといえるかもしれません。
「初任給で40万円なら30代にもなれば月給80万円はいくよね。。。」などと給与は勤続年数とともに上がっていくことが想定されるから。
とはいっても「固定残業代80時間分込みで初任給40万円ね。」ともなれば、80時間残業することがほぼほぼ確定だといえるでしょう。
たとえば、定時が18時だとして20日出勤する場合なら22時までは働くことになるのかぁと。
たしかに、勤めている会社によっては「22時くらいまでの残業なら特別遅くはない。」とはいえるのかもしれません。
「だいたい22時くらいまでは仕事をしているよ。。。」ということがあった際には、
「おれはいつも終電だよ。。。」などと残業自慢大会で切り替えされたりもしたものですから。
ただ、働く前から残業を80時間することが織り込み済みになっているというのは、気に入らないとも。
残業80時間だとじぶんの手持ち時間はゼロになる
「朝の9時から働き始めて最低でも22時までは働く。」となれば、その会社以外の世界を感じることはかなり難しいでしょう。
片道30分の職住接近エリアに住むことにしても、
「8時半には家を出て22時半に帰ってくる。」ともなれば、睡眠時間に7時間使うとじぶんの手持ちの時間は3時間。
超絶スピードで朝の準備と朝ご飯、夕ご飯とお風呂を済ませるとしても1時間は必要になってくるといえます。
するとじぶんの手持ち時間として使える時間は、1日の中で残り2時間。
ただ、夕ご飯の買い出しにコンビニやスーパーに行けば手持ちの時間はもっと少なくなるでしょうし、飲みに行ったりでもすれば睡眠時間を削りつつのじぶんの手持ち時間はゼロ。
となってしまうのが、現実でしょう。。。
外の世界に気がついたらそれはもう無理
ただ、会社員の特権としては「さぼっていても給与は入ってくる。」ということが可能だったりもするでしょう。
「7時半から22時くらいまでは働いている(通勤は片道1時間)。」という状態でわたしが働いていた際には、
「どうせ夜は長いんだから日中は流そう。。。」といったことをしていたものでした。
それこそ「支店合同の(非公式)ボーリング大会。」などということも、日中の営業時間中に行っていたこともあったといえるかもしれません。
などというような働き方も、ひとつの青春だとはいえるのかもしれません。
とはいっても、そのような働き方をしていると同じ職場にいるひとだけとの交流になるものですし、外の世界を知ることは難しくなるものです。
そして「これが人生だよね。。。」とじぶんを妙に納得させて生きていくでしょう。
そのような働き方や生き方も悪くはないのかもしれません。
それでも、気がついてしまったんだよなぁと。外の世界があることを。
たとえば、じぶんの時間がない中でもプレジデントやTHE21、週刊ポストでの大前研一さんの連載や書籍などを読むにつれて、
「このままじゃ、やりたいことが何もなくなる人生になる。。。」と焦燥感をもったものです。
その焦燥感から「固定残業代80時間分。」などということをしなくても十分に生きていける世界に来れたといえます。
「そんな世界にはどうやったら行けるの。」といえば、独立して事業を営んでいくことでしょう。
独立することで、働く時間をじぶんの意思だけで決めることができますし、仕事量もじぶんで決めることができるのです。
ましてや、ひとりで事業を営んで見れば「営業・開発・経理。」をじぶんでやることになるので、持ち時間の大切さを自然と意識していくようになるといえます。
それは「固定残業代が織り込まれている世界からの逃げ。」だとはいえるかもしれません。
そんな「逃げる。」を選択してみると、結構な努力をじぶん自身が行っていくのでじぶんを信じてみましょう。
逃げると決めちゃえば、じぶんなりの生き方を見つけられるでしょうし、時間の浪費をしなくなるといえるものです。
まとめ
「80時間は残業してもらいます!。」と宣言しているところには長くいないほうがいいでしょう。
外の世界は広いということを知ってもらいたいなぁと。
【おわりに】
定額減税のパンフレットが届いたのですが、年末調整でいいじゃんとしみじみと感じちゃうなぁと。
【一日一新】
THE PAREDES Netflix