「資金繰りに影響のない銀行から付き合いで融資を受けたあとに、その後担当の銀行員が来なくなった。。。」という場合には、ひとつ行動を起こすのもありだといえます。
仕事に熱心な銀行員とそうではない銀行員がいる
「銀行」などと言っても、銀行員ひとりひとりによって仕事における実力や行動力は異なるものです。
「銀行員は忙しい。」
「銀行員は実は暇。」といっても、それぞれの銀行員のキャパシティによって忙しいのか暇なのかの基準も異なるといえるかもしれません。
だからか「新規融資先の開拓。」といったものに対して熱心な銀行員とそうではない銀行員もいたりするといえます。
熱心な銀行員であれば「最近、毎日来るね。」とも感じるかもしれませんし、
やる気スイッチが入っていない銀行員だとすると「一年の間に一回も来ないね。。。」ということがあったりするものです。
なので、仕事熱心な銀行員が担当になると融資が受けられる難易度は下がるといえますし、
そうではない銀行員が担当になった場合には融資が受けづらくなることもあったりするというのが銀行だともいえます。
銀行員が来なくなった
そんな熱心な銀行員の熱量に魅了されて、
「本来は必要ないんだけど新しい銀行だし、付き合いで融資を受けてみるかなぁ。」ということもあったりするものでしょう。
「メインバンクを脅かさない程度に新しい銀行から融資を受けておく。」
「ひとまず100万円だけ融資を受けておく。」といったことを行なっていたりもするかもしれません。
たしかに、熱心な銀行員を信じて融資を受ける銀行を増やしていくのは銀行融資対応としてはありだといえます。
メインバンクの銀行員が、
「あそこはうちがメインだからそれほど熱心に対応しなくても。。。」といった態度を醸し出しているなら、なおさら取引銀行を増やすのはありだといえるでしょう。
「どうやら最近〇〇銀行が出入りしているみたいで、そこの担当者がかなりデキるっぽい。」ともなるとメインバンクの銀行員の対応スピードもあったりするものですから。
とはいっても、熱心な銀行員に絆されて付き合いを始めたのにその銀行員が異動してからは、
「何の音沙汰もなくなった。。。」ということは銀行融資取引を行なっているとひとつのあるある話だといえるかもしれません。
「なんだよ。これならわざわざ融資取引銀行を増やす必要なんてなかったじゃん。」と。。。
「一括返済するから手続きを。。。」と切り出す
などというように「仕事ができて人間的にも相性が合う銀行員だったからその後の展開を期待して融資取引銀行を増やした。」
といった思惑にも関わらず、その銀行員が異動になったことで縁が切れたような関係性になる銀行もあるものでしょう。
たしかに、業績が悪い会社には「あんな会社に訪問しないほうがいい。。。」と後任の銀行員が考えて接触の機会をつくらないようにすることはあったりするものです。
ただ、そのようなことはなく、
「うちの決算書はどの銀行に提出しても一定の評価を得られる。」と感じている業績であれば、悪いのは社長ではなく後任の銀行員だといえるものです。
「そのような場合にはどのような手を打つといいの。。。」といえば、
「この借入を一括返済しようと考えているから必要書類を持って来て。」と銀行に連絡してみるといいかもしれません。
すると「さすがにそんな連絡を受けたら対応せざるを得ない。」と考えて後任の銀行員はリアクションを取るともいえます。
「一括返済はまずいだろ。。。」などと役席を伴っての訪問にもなるといえるかもしれません。
このような「一括返済するぞ。」と伝えて一括返済をすれば、その銀行とその後の融資取引を行なうのは難しくなるとはいえるものです。
とはいっても「付き合いで融資を受けているだけだから、この銀行との融資取引がなくなっても資金繰りには影響しない。」という場合も少なくないでしょう。
そうであれば、銀行に連絡を入れてその後の動きを確認するのもありだといえます。
「連絡を入れたことによって改めて信頼関係を築いていく。」というパターンもあれば、
「じゃあ、終わりで。。。」というパターンもあるものですが、社長の気持ちがスッキリするのであれば一報を入れてその後の展開を確認するのもときには有効な手段だといえるものです。
まとめ
「自社の資金繰りにとって何ら影響のない金額の付き合いの融資。」という場合には、一括返済の打診を軸にその銀行の出方を探るのもありだといえます。
【おわりに】
YouTubeの調子が悪いみたいですね。
アップロードしても消えちゃうみたいな。変な動画を取ったので深い時間にこっそりアップロードしたかったのですが。。。
【一日一新】
ミレービスケット
