料金表こそじぶん自身が最も守るべきルールかなぁと。
料金表を公表する
仕事を受ける際に避けたいことのひとつが、
「料金の問い合わせを受けてからその依頼を受けるかどうかを決める。」というものだったりするといえます。
営業をやっていた時代に一番不毛だと感じたのも、
「数パターンの提案書を鞄に潜め、話の流れを読んで提示するものを変える。」ということだったりもしたものです。
その数パターンの提案書について上司から承認を得るのも骨の折れる仕事だったものでした。。。
いまのようにマンパワーに頼らず、ひとり事業を営んでいると「時間が最も重要な財産。」だといえるのです。
にも関わらず「いくらでできますでしょうか。。。」といった問い合わせは時間を浪費しすぎてしまう避けたいものだといえるかもしれません。
なので、時間をむやみに消費しないためにも料金表を公開するようにしているものです。
そんな料金表をオープンにしているので、
「いくらでできますでしょうか。。。」といった時間の使い方はほとんどないといえます。
高い・安いはわりきる
問い合わせというのは、全くないよりは多いほうが仕事をしている感もあったりするものかもしれません。
「これだけレスポンスしているんだから、いくつかは依頼につながるだろう。」といった感覚を持ったりするものでしょう。
ただ、料金表をオープンにする中での「高いっすね。。。」といったリアクションほどいらないものはないものです。
わたしも紹介を受ける際には、序盤に料金表を見せて話を進めるので「高いっすね。。。」と言われたこともあったりしたものでした。
とはいっても「高いっすね。。。」というセリフは、ひとつのチャンスだといえるものです。
取引をしてはいけない相手だといえるので。。。
それとは反対に「安いっすね。。。」とも言われたりするものかもしれません。
その際にも「もっと金額を上げたほうがいいのかもしれない。」とすぐに考えなくてもいいでしょう。
「この料金を貰って安いと言われるとは、レベルアップしたのかもしれない。」とまずはじぶんの仕事を誇るといいかもしれません。
ひとを見て追加料金を取らないようにする
料金表を公開しているなら「ひとや経済状況など」を意識し過ぎたことによる料金表を無視した金額にしてはいけないといえるかもしれません。
たしかに、修行の成果によって全体的な料金体系を定期的に見直すのはありでしょうし、それをオープンにしていくのは大切なことだといえます。
とはいっても、ひとを見て追加料金を貰うというような料金表を無視するのはなしかなぁと。
事業を営んでいると「追加で料金を取っていいよ。」と言われる場面もあったりするものかもしれません。
そのような際に「じゃあ。。。」としてしまうと、じぶんの意志で固めた料金体系に対するじぶん自身のその意志が揺らいだりするものです。
「この料金表はひとまずのものだから。」と。。。
だからか、料金表は「じぶんの軸をつくる揺るがない部分。」としてひとの顔色をみて変えてはいけないものだといえます。
税務顧問のような長期契約では、お客様の状況を鑑みたくなることもときにはあったりするといえるかもしれません。
それでも、特別扱いをいちど使うとじぶんの軸としてつくるべきその料金表が揺らぐもの。
だからこそ、料金表は「じぶん自身が守らなければならないルール。」と考えて事業上の最も大切な軸にした方がいいといえます。
まとめ
料金表はわかりやすいものをつくり、それを公開したらじぶんでその料金表を破らないように行動すべきかなぁと。
【おわりに】
「脱デフレ。」と大ニュースっぽく報道されても、
賃上げ促進税制の「ただし、控除税額は、当期の法人税額の20%を上限とする。」という文言は絶対外さないという気概を今年も感じたという。。。
そんな税制改正大綱の印象を税理士っぽく言ってみました。。。
【一日一新】
塩とソースをモリモリに入れてみたナポリタン(いままでの人生のなかで一番うまくつくれた)