「確定申告をしたら税金を支払わなければならなくなったのに、支払えない。。。」
ということが起きないように、お金の管理をするのは事業を営む上でも大切なことだといえるでしょう。
そんな「税金が支払えない。。。」という事態がなぜ起きてしまうのかという理由を3つほど挙げていきます。
銀行借入れの返済があるから
「確定申告をしてみたら思ったよりも所得があって税金の支払いをすることになったけど、それほどお金が貯まっている感覚がない。。。」
ということも事業を営んでいるとあったりするものでしょう。
そんなときには「確定申告の計算を間違えているかもしれない。」などと考えるものかもしれません。
それでも、計算間違いは見つからず「日本国家に搾取されているんじゃ。。。」といった考えが頭を過ることもあったりするのかもしれません。
たしかに、国民国家を運営している方たちは「明晰な頭脳から絶妙なルールを編みだす」ということもあったりはするのでしょう。
とはいっても、税金の計算において「一般市民を騙してやろう。。。」などということまでは考えていないはずです。
では「何で税金を支払う資金的な余裕がないのか。」といえば、事業に必要にも関わらず経費となっていない支出があるからだといえます。
そんな「経費にならないのにお金が出ていく。」となる代表選手が、銀行借入れの元金の返済です。
事業を営むにあたって銀行から受けた融資のお金は収入(売上)とはなりません。
その反対に、銀行から受けた融資の返済に関しての元金は経費とはならないのです。
すると「確定申告で計算した所得(利益)から銀行借入れの元金の返済額分を引いたお金が実際に手元に残っているお金。」だと考える必要があるといえます。
なので「銀行融資を受けている場合には所得として算出された金額よりもお金が減っていることもある。」と考えて、
税金の支払いに備える必要がありますし、銀行借入れを定期的に借り換えていくという戦略も持つべきだといえるでしょう。
じぶんへの給与をテキトーに取っているから
「こんなに税金を支払うほど儲かっているはずないんだけど。。。」と感じるなかで考えられることのひとつといえば、
「じぶんへの給与をテキトーに取っているから。」ということもあったりするものです。
法人で事業を営んでいる場合の利益は「じぶんへの給与を取ったあとの金額。」が利益(所得)になります。
ただ、個人事業の場合にはじぶんへの給与は経費にならないのです。
なので「経費にならないじぶんへの給与」をテキトーにしていると、利益が高くなり税金の支払いが厳しく感じることが起こるといえます。
また「じぶんへの給与は臨機応変に日々取っている。。。」ということをしている場合でも、税金を支払うお金に困る事態となってしまう場合もあるものです。
だからこそ「毎月、同じ日にじぶんへの給与を取る。」としたほうが資金繰りにも目安が付きやすいと考えていきましょう。
その際には「必ず毎月同じ金額。」とまでする必要はありませんが、
「じぶんへの給与を支払うのは月に一度だけ。」というルールを守ることで、税金の支払いへの準備が整うといえます。
経理を日々行なっていないから
「税金の支払いが想定外だった。。。」という事態が起こるのは、経理を日々行なっていないからということもあるものです。
たとえば、銀行借入れの元金やじぶんへの給与なども経理を行なっていないと、
「この支出は節税になる。。。」などと勘違いをしてしまうものだといえます。
なので「じぶんの思い違い。」を避けるためにも日々経理を行なっていきましょう。
「限界まで溜めてから一気呵成に経理を行なう。」としていると、見つからない書類や記憶もあったりするものです。
また「写真を撮って経理をやる。」などというのも、1年分を一気に行なうのは厳しいものでしょう。
だからこそ、経理を日々行ないながら「税金が支払えない。。。」という事態を避けていくべきです。
事業と同じように経理も日々を積み重ねていくことで、実力はついていくものですし楽しさも湧いてくるといえるものです。
それでも経理を行なうのが厳しければ、好きな音楽をBGMとすると高いテンションを保ちながら経理を習慣化できるものかもしれません。
まとめ
税金が支払えない要因を見つけていきましょう。
【おわりに】
「経理をやる際に聴きたい音楽がない。」って。。。
だったら、ヘヴィメタルを聴けばテンションアゲアゲで経理が楽しくなるかもです。
FROZEN CROWN – Call Of The North (Official Video)
【一日一新】
Makuake