「仕事量は多いほうが優れている。」などという価値観よりも、仕事量は少ないほうがいいに決まってるじゃんという話を。。。
仕事量を誇っても誰も聞いていない
「いやー、仕事量が多くてさぁ。。。」といったことや、
「去年の売上が〇〇円でさぁ。。。」といったことを「聞かれてもいないのに言いたくなるひと」というのはいるものなのでしょう。
さらには「従業員数がさぁ。。。」などといったような、
「多くて凄いだろ感。」をアピールはしたくなることも事業を営んでいるとあるものなのかもしれません。
たしかに、事業や発信に関して「数字」を全く意識しないということはありませんし、数字が多いとテンションも上がったりするものです。
とはいっても「多いことによる自慢。」などというのは、当事者以外はほとんど気にもしていないものでしょう。
ましてや自慢をするひとほど、
「聞いてほしい。。。(お願いだから。。。)」という気持ちもあるのでしょうが、他人からしたらどうでもいいことなんじゃないかなぁと。
だからか、聞いてもいないのに自慢をするひとがいた場合には、かぶせ気味でその話を遮るか、そっとその場を立ち去るようにしています。
仕事量は多いほどミスは起きる
「仕事量が少なくてもミスをするときにはミスをする。」ということは、たしかにあったりするものでしょう。
それでも「仕事量が多くなればなるほどミスが起こる確率は上がる。」という場合の方が多いのではないでしょうか。
独立したいまはありませんが、税理士事務所に勤めていた頃には、
「申告するのを忘れた。。。」ということが頻発していた職場もあったものでした。
また「国税は申告したけど地方税の申告を忘れた(法人税の話)。。。」などということを、向かいの席に座っていた同僚が言っていたこともあったなぁと。
このようなミスは「きちんと管理すれば対応できる。」ということはあるのかもしれません。
それでも、組織として対応できない仕事量となってしまうと漏れてしまう確率も上がってしまうものでしょう。
なので、確実な仕事を行なうためには「じぶんの適正量。」というものを意識した方いいと考えています。
適正な仕事量を見つけられるかが人生
独立して以降、税理士業の話になると、
「もっと安ければ。。。」などと取引を行っていない方から言われたりもしますが「驚安にして仕事量を追う。」というのは選択肢にはないのです。
それこそ、どちらかと言えば「もっと高くするかなぁ。」といったことさえも考えているといえます。
なので「低い料金体系にして仕事量を増やす。」ということは考えていないのです。
たしかに「仕事量を増やして西へ東へ。」というのも、ひとに対する自慢話としてはひとつのエピソードになるものでしょう。
ただ「お客さまの顔や性格が掴めて税金以外の話も忖度なくできる関係。」
という心地よさをいま感じているので「仕事量を増やして顧問先を増やす。」ということにあまり興味もないといえます。
適正量で仕事ができていると、
お客さまの優しさに触れながら事業を行えるので、仕事にストレスを抱えることもなく幸せを日々感じられるのです。
そんな「いま幸せだわぁ。」と感じて生きていくには、顔の見える仕事量が一番なんじゃないかなぁと。
まとめ
税理士業は量のマウントを取らなくても、十分すぎる充実度が得られる幸せな職業だと感じています。
【おわりに】
時期的なものなのか、お客さまから戴き物を貰う機会が最近は多いです。
皆さんいったいどこでこんな美味しいものを見つけてくるんだろうと。。。
【一日一新】
成城石井美しが丘店
戴き物のローストビーフ