「結果だけを誇って過去を忘れる。。。」
という大人にならないように気をつけたいなぁという話を書いていきます。
銀行員を経験していてよかったとまでは言えない
「銀行で融資を取り扱った経験があって税理士になるなんて羨ましいですね。」
などということを言われる機会が少なくなかったりもします。
たしかに、銀行員時代にはほとんどの期間を融資業務に携わってきたので、
「銀行融資の流れはある程度わかる。」ということはあったりするものです。
そして、組織の動き方や頭取に褒められる快感なども得られたということもあったかもしれません。
とはいっても「税理士として独立する足がかりで銀行員を経験する。」ということをひとに勧めるのかといえば、それはないかなぁと。
「朝も夜も残業があって労働時間が長い(いまは多少早く帰れるみたいですが)。。。」
「システムが古くてイケてない。。。」
「仕事中にWinnyを使用して個人情報を流出したひとがいたせいとかで、PCをインターネットにつなぐことが禁止になった。。。」
などというように「働き方。」はそれほど近代的ではなかったといえます。
また「半沢直樹の世界も完全なる誇張とは言えない。」と感じるような世界だったのも、それほど好きな世界ではなかったかなぁと。
だからか「銀行融資の動き方がわかる。」
といっても「銀行への就職はおすすめだよ。」などとは、ひとにはアドバイスできないといえるかもしれません。
税理士事務所に勤めていてよかったとまでは言えない
税理士登録をするためには「2年間の実務経験」が必要だったりするのです。
そして「税理士業界で働くと実務の流れがある程度わかる。」ということはあったりするといえます。
なので「税理士になりたいなら税理士業界で働いたほうがいい。」とはいえるものでしょう。
とはいっても「税理士業界で働きたいんですけど。。。」と聞かれた場合には、
「慎重に検討したほうがいいよ。」とアドバイスしてしまうなぁと。
「(税法など関係なく)テンキーを(会計ソフトの入力を早くするために)早く打てるようになったら一人前だという評価になる。。。」
「確定申告時期にダラダラと夜食(事務所で出前を取る)を食べながら確定申告書の作成をする。。。」
「残業代が出る事務所が少ない。。。」
などというようなことも少なくなかったといえます。
それこそ「プロフェッショナルな人材がパリッとスーツを着こなして仕事をしている。」
というイメージを持って転職をしたので、そこそこギャップ受けたということもあったものです。
たしかに、税理士業界で働くことで「実務のアドバイスを貰える先輩税理士に出会える。」というのはあったりするといえます。
それでも「税理士になるのはおすすめかもしれないけど、税理士業界で働くのは辛抱した方がいいことも多いかなぁ。」などと伝えるようにしています。
独立してよかったとは言える
ただ「税理士になって独立しても食べていけないから、税理士なんて目指さないほうがいい。」
などということは言えないかなぁと。
税理士として独立している最中なので、独立に熱狂していて冷静な状態を語ることはできないのかもしれませんが、
「税理士になって独立したのは人生のハイライトのひとつ。」だと日々感じています。
「全部じぶんで決められるドキドキ感と充実感。。。」
「何なら毎日がワーケーションだと感じる生き方。。。」
そして「じぶんの得意なことでお客さまをサポートできる。」といった感覚も、独立してやっとつかめたといえるものです。
たしかに「独立して事業を営む。」というのは、じぶんなりのアピールをどこかの場で行わないといけないのかもしれません。
さらに、そのアピールが結果につながるには時間がそこそこかかるので、
「誰にでも独立して生きる道。」が向いているともいえないのかもしれません。
それでも、独立したことで「じぶんをじぶんで救うことができた。」などと日々感じているといえるかもしれないかなぁと。
まとめ
「経験してきたことの細部を忘れて大きな態度をとる。」ということは避けていきたいなぁと。
【おわりに】
Marshmelloは被り物をしたのがいいのか、
Fortniteで1,000万人動員のライヴやサッカーの欧州チャンピオンズリーグ決勝のオープニンセレモニーをしたり、
今度はコーラにまでなるなんて羨ましいなぁと。。。
マシュメロコーラは、わたしには好きな味でした(まずいみたいな評判も多いみたいですが)。
【一日一新】
マシュメロコーラ