「仕事が忙しくて徹夜する。」ということではなく、
「漫画が面白すぎて夜ふかしする。。。」ということが最近続いています。
漫画『ナニワ金融道』を読んだからここにいる
大学時代に読んだ漫画『ナニワ金融道』。
この漫画を読んだことが人生の大きなターニングポイントだったといえます。
父親に勧められて読んだ『ナニワ金融道』の第一話に、
「これは世の中を知らないと、かなり人生がまずいことになりそう。。。」という衝撃を受けたのです。
その『ナニワ金融道』を読んでから新聞を読むようになったり、本を読むようにもなったものでした。
また『ナニワ金融道』の作者の青木雄二さんはかなり数の本を書いており、その本の内容にもナニワ金融道以上の衝撃を受けたといえます。
「ビジネス書って面白いなぁ。」と。
当時は、
- 木村剛氏
- 宮崎学氏
- 田原総一朗氏
- 日高義樹氏
- 日下公人氏
- 佐高信氏
- 落合信彦氏
- 堀江貴文氏
- 大前研一氏
などのビジネス書をかなり読んでいたなぁと。
そして「就職。」といっても、それほど何かに熱中することもなかったので、
「だったらお金に一番近いところで働こう。」と就職活動は銀行関係をメインに受けていました。
なので、漫画を読んだことで結果的に税理士になり独立した人生を歩めているといえます。
有賀リエさんの『パーフェクトワールド』と『工場夜景』がおもしろい
漫画によって「人生の歩む道ができてきた。」と感じています。
そんないま影響を受けている漫画が、
有賀リエさんの『パーフェクトワールド』と漫画雑誌モーニングで連載中の『工場夜景』。
(工場夜景はまだコミック化されていない2022年4月現在)
『パーフェクトワールド』や『工場夜景』は、ひと言でいえば恋愛漫画。
2つの作品のあらすじとしては、
インテリア会社に就職した川奈つぐみ(26歳)は建築会社との飲み会で、高校の時の同級生であり初恋の人・鮎川樹と再会する。樹にトキメキを覚えるつぐみだったが、彼は車いすに乗る障害者になっていた。「樹との恋愛は無理」。最初はそう思うつぐみだったが……。
『パーフェクトワールド』Amazonより
17歳の夏、僕らの世界は失われた。
工場地帯の近くに住む幼馴染の高校生、碧と貴臣。2人はお互い惹かれ合いつつも、ただなんとなく日々を過ごしていた。
「高校最後の夏休み、2人きりで工場夜景を見に行こう——。」
そう約束して、始まるかに見えた恋。しかしその関係は、ある事件をきっかけに、抗えない運命に翻弄されていく……。
『工場夜景』モーニング公式サイトより
というようになっています。
「恋愛マンガや恋愛映画が好き。」ということは特別ないのですが、
有賀リエさんの作品は、美しい絵とそれに相俟った切なさで胸が締め付けられそうになります。。。
『パーフェクトワールド』では、障害を持った鮎川樹の、
「じぶんと一緒に生きていくと相手を不幸にする。」といった気持ちと、
「寄り添いたいけど健常者には見えない壁がある。」といった川奈つぐみの心の描写が絶妙なのです。
男女というだけでも異なる世界感があるのにもかかわらず、
障害というものが加わると、お互いのイメージを共有させるのはより難しくなるんだろうなぁと。
また、キレイな絵のタッチや、
「じぶんだけで決めないで言葉にしないと相手に伝わらないよ。」といった、セリフのひとつひとつに作者の方の思いやりを感じるといえます。
『工場夜景』は、
「ある事件をきっかけにじぶんたちは何も悪くないはずなのに、お互いの世界がすれ違っていく。」
という描写がもう切なすぎて。。。
どちらの作品もテーマが決して明るいわけではないのですが、爽やかさを感じています。
この2つの漫画を読んでいると作者の方にある、
「繊細な感覚」というものに触れているような気がして優しい気持ちになれるよなぁと。
ハマるに年齢は関係ない
いままで、あまり恋愛漫画を読む機会はありませんでした。
それが毎週読んでいるモーニングで、
『工場夜景』を読んでから有賀リエさんの作品にハマってしまいました。
有賀リエさんの作品を読んで、
「結婚しているからといっても相手をもっと思いやらなきゃなぁ。」と改めて認識したといえますし、
「漫画からも作者の思いやりは伝わってくるんだなぁ。」ということも感じたといえます。
何歳になっても新しい発見があるものだなぁと。
なので「好きに年齢は関係ない。」と考えて、これからもハマるということに積極的になっていきます。
まとめ
『パーフェクトワールド』や『工場夜景』を読んだことで、より優しい人間になれた気がします。
『工場夜景』は近々最終回となるようで、悲しい気持ちだったりも。。。
【おわりに】
税理士業務で4/15までに提出しなければならない関与先名簿。
今日、Webゆうびんで提出しようとしたら宛先がわからなくなりました(紙のものを捨ててしまったらしい)。。。どうしよ。
【一日一新】
醤油一郎(横浜家系ラーメン)