専門家に質問をするのって、勇気がいりますよね。
専門家だからといって、常にすべてを知っているわけではない
専門家は、その道のプロだから専門家として一定の地位を得ているといえます。
税理士も税の専門家という立場。
しかし、専門家といっても常に完璧でその道のすべてを知っているわけではありません。
完璧にすべてを知らないからこそ、専門家は常に勉強をする意識が大切だといえます。
わたしも税理士として、「学ぶこと」や「わかりやすく説明すること」を心掛けています。
「わかりやすく説明を出来るようになりたい。」
「より完璧に答えられるようになりたい。」
と心がけていても、依頼者の方が何に悩んでいるのかが、分からないというようなことがあります。
そんなときには、出来るだけこちらから質問を投げかけて、相談事をどうやったら聞き出せばいいのかと考えています。
質問をすることで、お互いが深まる
専門家に専門家としての実力を発揮してもらうためには、質問をするということが大事なことです。
稀に質問をすると面倒な顔をして、「そんな質問をしてきやがって。」
という専門家もいるかもしれません。
「質問に答えてくれなかったり、その質問に雑な対応しかしてくれない。」
こういうことがあると、へこみますよね。
ときには「もう専門家というような人に質問をするのをやめよう。」と思うかもしれません。
それでも、質問をすることに怯んではいけません。
税理士の仕事をしていても、質問を受けてはじめて「そこに悩みがあるんだ。」と発見をすることが多くあります。
それとともに、「もっと質問を先回りをして、説明ができるようになりたい。」とも考えています。
質問をしてもらうことで、こちらの引き出しが増えるのです。
その場で回答できなければ、改めて必死に勉強をし直すというポジティブな気持ちにもなれます。
質問をするからこそ、その専門家の潜在能力が引き出されるのです。
質問をして、嫌な経験をしたとしてもそこで躊躇しないでほしい。
そして1度質問をしても、理解できなければ、同じことを何度聞いてもいいのです。
理解できないことだからこそ、専門家が必要だといえるでしょう。
質問を受けるからこそ、わたしは、
「よしっ。専門家として仕事の幅が広げることができる。」
と思うものです。
質問する勇気が大切
わたしは税理士ですが、税法の知識において完璧になることはおそらくないと思っています。
税法に関しては、わからないことも多くありますし、条文も読みにくいものです。
けれども、依頼者の方から質問を受けることによって、
「もっと学ぼう。」
と、調べることのスイッチが入ります。
専門家にはどんどん質問をしていいんです。
もし質問をして、面倒くさいというような対応をする専門家であれば、また違う専門家を探しましょう。
質問する力が、その専門家の潜在能力を引き出すことに繋がります。
聞きやすい専門家を探す。
そして、聞きやすい専門家は実力も高いものだといえます。
そのためには、質問することを恐れないでください。
【おわりに】
天馬のカレーパンは、美味しいですね。
ずっと、人生No.1のカレーパンを探してましたが、天馬のカレーパンがいまのところダントツです。
そして、鬼滅の刃最終巻。
連載時よりも加筆されていて、本当におもしろかった。
出会えて感謝です。
【一日一新】
天馬 カレーパン