大人なら教養をつけるために、落語を観に寄席に行こう

ずっと興味があった寄席に行ってきました。



趣味のほとんどが洋モノ


わたしは音楽は、ヘヴィ・メタルやEDMなどを筆頭に洋楽しか聴きません。

サッカーを観るのが好きですけど、イングランドのプレミアリーグを中心に海外サッカーしか観ません。日本代表はワールドカップのときくらいです。

ドラマも半沢直樹は好きだけど、NetflixやAmazonで海外ドラマを良く観ています(いまはスーパーガールにハマっています)。

大学受験の社会科も世界史を選択していて、得意科目でした。

これは意識して洋モノばかりが好きになったというよりも、そのジャンルを突き詰めて行ったら、たまたま海外のものが最高峰にあったということでした。

ただ、司馬遼太郎氏の著書を読んだり、池上彰氏の著書を読むたびに、もっと日本の文化に触れて観たいと考えていました。

さらにApple Musicで多少落語を聞いていたことがあったので、落語の面白さは感じていたのです。


教養としての落語を読んだことがキッカケ


そんな洋モノ被れなことばっかりなので、日本のことをもっと知りたいと常々考えていました。

いつの間にか、わたしも大人になり、日本人の大人としての嗜みを何か味わいたい。

そんなことを何年も考えていた中で、最近この本を読みました。

この本は、落語家の立川談慶氏が「落語の起源や落語とは何か」について体系的にわかりやすく説明しています。

また、落語だけではなく古典芸能についても体系的に説明がされており、かなりいい本です。

この本を読んでいる最中に、Apple Musicでも改めて落語を聴き、落語に触れたくて仕方がなくなりました。

そして、プロの噺家のリアルな場を観たかったので、寄席に行くことを決めて行ってきました。


寄席を観に行くには


いざ落語を観に行こうと検索をしてみました。

すると寄席はほぼ毎日開催されており、上席、中席、下席で番組が変わるということでした。

寄席の出演者や内容は、上席(毎月1日~10日)、中席(毎月11日~20日)、下席(毎月21日~30日)ごとに変わります。初めて寄席に行くなら、知っている落語家(噺家)が出演するときを選んで行くのがいいでしょう。寄席は小さいところが多いので、落語家が身近に感じられますよ。

公益社団法人 落語芸術協会HPより

電車で一本で行ける、永田町にある国立演芸場に行くことにしました。

寄席は、午前と午後の2部制で行われていて、それぞれ出演者も異なるようです。

チケット代は、税込みで1,600円。

思っていたよりも安い印象です。

座席表はこのような感じです。

座席数は300席とのことです。

インターネットで座席指定をして、前売り券を購入。

そして国立演芸場で、落語に触れてきました。

観客数は、昨今の事情や平日の影響か、おそらく15人もいない程度で空席が目立ちました。

そういう状態なので、ディスタンスは十分です。

年齢層も、シニアの方が多かったです。たぶん30代はわたしだけだったと思います。

寄席に関しては、お笑いのライブも観に行ったことがなかったのですが、とても面白かったです。

若い噺家の方は声量も大きく聞き取りやすくパワーを感じました。

ベテランの方は、客席との空気を読む感じが勝に匠といったものでした。

何百年も受け継がれた落語という作品で、現代にいるじぶんも笑えるという感覚が不思議なものです。

税理士業を通じて、「何百年も時代を超えていくのは無理だろうな、羨ましいな。」とも感じました。

寄席を観に行って、もっと落語に触れたいと感じるものでいい体験でした。

日本人なら落語に触れて、ぜひ寄席に行ってみるべきです。


【おわりに】

教養としての落語にも書かれていましたが、高輪ゲートウェイ駅。

これが芝浜駅と命名されていたら、渋かったのにという感覚です。

だから「芝浜だけに。」ということなんですね。


【一日一新】

チーズ月見バーガー

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