経費とは不思議な響きです。経費となると気が大きくなり、よく検討しないで支出してしまいます。
経費とは何か
経費というのは、事業のために使ったお金です。
たとえば、同じ缶コーヒーを買ったとしても、自分自身が昼食時に飲むものは経費にはなりませんが、取引先の担当者に渡すものは経費になるということになります。
お金には色が付くということになるのです。
経費は、変動費と固定費にわけて考える
経費と言っても、売上の増減に連動して変わるものと、売上に連動しないものがあります。
売上の増減によって変動するものが、変動費といいます。変動費は、主に原材料費や仕入原価などになります。
売上の増減によって変動しないものを、固定費といいます。固定費は、主に人件費や地代家賃になります。
売上減少時は、固定費の大きな金額に注視する
変動費の特徴は、売上の増減によって変わってくるものなので、売上が減少している場合には、変動費も減少します。
このため、売上減少時も変動費が経営に与えるインパクトは小さくなります。
しかし、固定費は、売上の増減に関わることなく掛かる経費です。
つまり、売上が減少しても、固定費は減りにくい経費になります。
売上減少時は、固定費の削減に努めないと経営危機になってしまうので、常日頃から固定費がいくらかかるのかを認識する必要があります。
固定費こそ慎重に判断する
売上が好調でも不調でも、固定費にどのくらいの金額がかかり、削減するときに優先順位を考えておく。
そのなかでも、数千円や数万円ほどの固定費の削減に躍起になるのではなく、大きな金額の削減に努めましょう。
また、固定費を増やすときには楽観的な計画ではいけません。
固定費のなかで、大きな割合を占めるのは人件費になります。
しかし、固定費の削減が必要だという認識があったとしても、人件費などは簡単に削減できるものではありません。
売上の増減に関係なくかかるのが固定費です。固定費を削減するときも、大きな割合を占める固定費を削減しなければなりません。
それは簡単なことではないので、固定費に投資するときには常に慎重にいきましょう。
【おわりに】
外で食べるうどんは、価格が高いものも美味しいですし、丸亀製麺やはなまるうどんなどの低価格なうどんも美味しいです。
でも、スーパーで買う生うどんはそれほど美味しく感じなかったりします。
ゆで方の妙技なのか難しさを感じます。
【一日一新】
はなまるうどん とろ玉ぶっかけ