人にどんどん仕事を任せて、自分は出来ることをやっていく。
この手法は、今後は通用しなくなっていきます。
見栄やお金だけを追い求めすぎては、ダメ
やるからには、勝つ。起業をしたのだから、売上をどんどん増やしていく。
たしかに響きのいい言葉ではありますが、わたしはこの様なことをいう人は好きではありません。
成功をするというのは、自分しかできないことを追い求めていた、結果が出たということです。
その自分しかできないことの大きさが、大きくても、小さくても構わないと思います。
勝った方がかっこいい。しかも、華麗に、圧倒的に勝つ。
売上が大きい企業の方が偉い。上場した方がもっと世の中に認められる。
このようなことを、モチベーションにしすぎると何が自らの特徴で売りなのかが、自分自身でも分からなくなってしまうこともあります。
一時的に流行を創るだけでも至難の技です。そして、それだけでも称賛されるものです。
たとえば、いきなりステーキを運営する株式会社ペッパーフードサービスの直近の決算短信を見てみます。
売上が約675億円に対して、赤字が27億円。
急な成長で、いいステーキを立ち食いでリーズナブルに、ということを忘れてしまったかのような経営成績です。
経営状態が良くないので、借入金も増えています。
一時的にステーキブームを創り出しただけでも、称賛されるべきですが、成長し続けることの難しさを表した数字だと思います。
攻撃に偏りすぎず、守備を重要視する
現在の日本は、人口が減少していて、現役世代とされる労働人口は、人口減少のスピードよりも速いといわれています。
売上を追いすぎて、人に仕事を任せていくという従来の経営手法、働き方は通用しなくなっています。
人口が減っているので、成長する確率も低くなっています。
ならば守りを重視する。
攻めすぎて、守りをおろそかにすると市場がなくなり、さらにお金が無くなります。
任せるのではなく、その仕事を手放す。
自分が、自分たちが出来ることを、やっていく。
見栄を張らずに、できないことは手放していく。
これもひとつの勇気としてとらえていく必要があります。
【おわりに】
普段はロックTシャツを着るのが好きです。
まさか海老名SAで、マイケルジャクソンのTシャツが売られているとは思いませんでした。
しかも、セール価格でしたので、思わず買ってしまいました。
【一日一新】
箱根 ベーカリーセレクト
UCC BLACK COLD BREW
by BOCK A THEATER