ひとり事業は孤独になるのではなく、孤高になる存在だといえます。
ひとりでできることは時代とともに増えていく
「連絡は電報で。」
「連絡は固定電話で。」
「連絡はFAXで。」
などという時代と比べると、ひとりでできる事業は増えているといえるでしょう。
「連絡は固定電話で。」などという時代なら、だれかひとりを電話番として待機させていなければならなかったでしょうから。
そして「電話番」を置いている組織もまだ少なくないといえるのかもしれません。
それこそ「男性の籠もった低音ボイスよりも女性のクリーンボイスの方が社外受けもいい。」などと考えている組織というのもいまだに存在しているかもしれません。
とはいっても、電話はスマホでやり取りをしていれば電話番はいらないですし、
メールやチャットをメインの連絡手段にしていれば「静かな場所を探そう。」などという必要もなく、どこでも連絡のやり取りができるものです。
などというように連絡手段ひとつをとっても「ひとりで事業を行いやすい環境があたり前になっている。」というのはひとつの事実だといえます。
今後は生成AIでメールやチャット、電話すらも自動返信を繰り返し、ひとの手すらも使わないようにもなっていくでしょう。
ひとりは孤独なのか
ただ「ひとりビジネス」「フリーランス」「ひとり社長」という状態に二の足を踏みたくなったりするひとも少なくないかもしれません。
たとえ「世の中の情報が取り出しやすくなり、評価経済になればなるほど、ひとりの方が強い。」といったことを頭のなかで理解していたとしても。
「なぜ、ひとりを躊躇するのか。」といえば、
「孤独そうだから。。。」ということだったりもするのでしょう。
「事業の祝杯を上げる相手もいない。」
「日常的に雑談を言い合える場所がない。」
「お昼寝をしても起こしてくれるひとがない。」といったように。
たしかに、ひとりで事業を営んでいると「喜びを分かち合う。」という場面は少ないかもしれません。
「新規の売上を取ってきた。」といっても喜んでくれるスタッフはいないでしょうから。
また、日常的に雑談をする相手もいないので「孤独」ともいえば孤独になるとはいえるでしょう。
孤高になれ
とはいっても「売上が増えたことに対して本心から喜びを共有できるスタッフ。」などというのは、いないものでしょう。
「給与が対して変わらないのに仕事量だけ増えるのかよ。。。」と考えている従業員のほうが多いものです。
さらには「雑談を言い合える相手もいない。」といっても、
ひとりで事業を営んでいると仕事中に雑談をしないため、仕事が速く終わり社外の人間との雑談は増えたりもするといえます。
だからか、ひとり事業というのはそれほど孤独ではないのです。
むしろ「やることがはっきりしていてその高みに向かっている。」という状態なので孤高の存在にもなれるといえます。
「ひとりでやる」という信念が、
ひとを安易に頼るわけでもない芯の強さを生み「人生を遊びつくしたい。」という感情が効率化という状態を生むのです。
また「営業を誰にも任せられない。」という感覚で動けるのも志への体幹づくりにもなるといえます。
なので、ひとり事業というのは孤独というよりも孤高を目指してくものなのです。
世の中の情報が可視化されればされるほど、
ひとりで得られる情報が増え、それによって誰にも相談する必要のないスピードで行動に移せる孤高という存在。
「孤独という寂しさ。」ではなく、
「孤高という信念。」を持ち続ければ、ひとり事業としての筋力はさらに強くなっていくといえます。
まとめ
孤独ではなく孤高を目指していきましょう。
【おわりに】
明日から(8月17日)サッカーのイングランド・プレミアリーグが開幕するので楽しみです。
リーグが閉まっている期間は移籍期間なので、やたらと英語の移籍情報を追って英語力が上がるという副産物も。。。
【一日一新】
Secoma 北のサングリアサワー 赤