買い物をするときには、価額が明確な方が買い物はしやすいですよね。
わたしは、価額がわかりにくいと「もう次はいいかなぁ。」となります。
価額がわかりにくいと買う気がなくなる
買い物をするときには、ある程度の予算を決めてから買うという人は多いのではないでしょうか。
「気に入ったから、値札を見ずに買う。」
ということは、なかなか少ないといえます。
たとえば、インターネットなどで、「これはっ」と感じるサービスを見つけても、
「見積もりはこちらまで」
と書かれているだけで、「うん。もういいやぁ。面倒だし。」と、そこで興味が一切なくなるということが、わたしは多いです。
「価額を明確に表示をすると、価額競争に巻き込まれるから、価額を表示するな。」
「問い合わせがあった先が、ロイヤルカスタマーとなる取引先だ。」
といったセールス言葉も、世の中にあることはわかりますが、
「問い合わせるまで、全く価額がわからない。」
といった状況で問い合わせをしても、「時間のムダ」になると感じています。
税込価額のほうが買い物はしやすい
「飲食店で、ランチを食べるとき。」
このようなときは、「夜の飲み会」と違い、食べたいものと予算を決めてから入るお店を決めます。
そして、いまは税込表示になったので以前よりも価額がわかりやすく、飲食はしやすくなりました。
なので、想定外の金額には驚くことがあります。
たとえば、先日のランチの際も、
「1,180円なら今日はハンバーグにしようかなぁ。」とおもい飲食店に入ったら、
「税抜表示だったのかよ。。。」
と想定外の価額になってしまったということがありました。
メニュー表には、価額の隣に小さく「+tax」と書いてあったみたいですが、
「もうそんな時代ではない。」
と考えていたので、そんな表示は気にすることもありませんでした。。。
ただ、このようなことがあると、「もうこの店に行くのは絶対にやめよう」となります。
わかりやすい税込価額をあえて、わかりにくい税抜価額にしていると、
「商売人としての根性」を疑ってしまいます。
価額を決めるのはむずかしい
たしかに、価額を決めることは、じぶんが商売をする側に回ってみて難しいことだと感じることは多くなりました。
税理士業務の価額は明確にしているので、お客様からたまに、
「追加で支払うから請求してよ。」
と追加プランの依頼があるといったことがありますし、
「もっと高くしてもいいんじゃない。」
と料金表の金額よりも高く支払っていただけることもあります。
このようなことを言っていただけるのは、料金表が明確だからだと思いますし、ありがたいことです。
とはいっても、「もっと支払うよ。」ということは、ありがたい反面、
「じぶんの値段設定が甘いのかな。」と感じるということもあります。
ただ、値決めは難しいからといっても、「相手の出方を見てから価額を変える」ということは、気持ちがいいことではありません。
値決めが難しくても、価額は明示するべきだといえるでしょう。
まとめ
値決めの難しさは、商売の醍醐味ではないでしょうか。
「わかりやすい価額が表示されているから、買ってもらえる。」
ここは意識していくべきです。
「価額が明確ではないなら、価額を明確にしておく。」
これが商売繁盛の秘訣だといえるでしょう。
【おわりに】
家で飲むときは、ずっと「アサヒのスーパードライ」でした。
ただ、最近はスーパードライ以外のビールや第3のビールを飲む機会があります。
意外に第3のビールもおいしいなぁと。
レモンサワーの檸檬堂もおいしかったです。
【一日一新】
檸檬堂